【仮想通貨】BlockCloud(ブロッククラウド)とは?OKExのIEO、IoTに向けた有望アルトを解説!
こんにちは、Makiです!( ゚Д゚)
有望アルトコインシリーズ、今回は~…
「BlockCloud(ブロッククラウド)」でございます!デデン
バイナンス(Binance)でのIEO銘柄はこれまでちょこちょこご紹介してきましたが…
↓Harmony(ONE)について解説しています♪↓
↓MaticNetwork(MATIC)について解説しています♪↓
今回は、バイナンスではなく「OKEx(オーケーイーエックス)」でのIEO銘柄です(*´ω`*)ノ
OK JumpStartというプラットフォームで行われたIEOの第一弾銘柄ですが、どのような特徴をもつ銘柄なのでしょうか??
詳しく見てみましょう!
目次
- BlockCloud(BLOC)の基本情報とスペックは?
- 急増するIoT、もっと安全&速く…!
- 特徴その1・サービス中心型ネットワーキング(SCN)
- SCNで得られるメリットとは
- 特徴その2・ブロックチェーン技術を用いる理由
- 特徴その3・BlockCloudの構造「4つのレイヤー」
- 1層目・トランザクションチェーンレイヤー
- 2層目・サービスチェーンレイヤー
- 3層目・ルーティングレイヤー
- 4層目・サービスレイヤー
- 特徴その4・Continuous Double Auctions(CDAs)
- 特徴その5・CoDAG(Compacted Directed Acyclic Graph)
- 特徴その6・コンセンサスアルゴリズムは「PoS」
- 特徴その7・Proof of Serviceとは
- 特徴その8・スマートコントラクト(契約)
- OKEx(オーケーイーエックス)でのIEOについて
- BlockCloud(BLOC)を取り扱う取引所は?
- BlockCloud(BLOC)の将来性は?
- まとめ
BlockCloud(BLOC)の基本情報とスペックは?
ではでは、BlockCloud(ブロッククラウド)の基本情報を見てみましょう♪
BlockCloud(ブロッククラウド) | |
---|---|
通貨 | BLOC |
最大供給量 | 10億枚 |
サイト | 公式サイトはこちら |
公式Twitterはこちら |
皆さんは「モノのインターネット」をご存知でしょうか?(・ε・)
IoT(アイオーティー)と呼ばれますが、私たちの身の回りにある家電製品などの「モノ」は、今や当たり前にインターネットにつながっている時代ですよね。
モノ同士がネットでつながりあい、お互いに情報(データ)をやり取りすることで、私たちユーザーはどんどん便利さを感じているのではないでしょうか。
しかーし(゜Д゜)
IoTがこれだけ広まってきている今、現実的に考えなくてはならないのが、IoTの将来について…。
- 脆弱な接続性
- 低いスケーラビリティ
- 信頼性の欠如
- セキュリティの破たん
- ビジネスモデルの破たん
…こういった問題によって、IoTの将来が脅かされているとBlockCloudは考えています(´・ω・`)かなC
機器同士がつながりあうIoTでは、その接続がどんな経路?信頼できる?というのが重要ですし、さらに細かなデータのやり取りが増えても遅延なくスムーズに取引ができるよう、スケーラビリティについても考えなくてはなりません。
↓スケーラビリティ問題について解説しています♪↓
そのため、IoT研究者の間では「サービス中心型ネットワーキング(SCN)」という案が出されました。
SCNは従来のインターネットとは違い、複雑な接続方法が不要となる仕組みです。
(詳しくは後述します!)
ただ、SCNはスケーラビリティ問題については解決できるものの、サービスの信頼・セキュリティ・インセンティブ(報酬)については保証がされにくいというデメリットがありました(´・ω・`)
そこで!
BlockCloudはSCNにブロックチェーン技術を掛け合わせて、IoTを支える基盤を強化する新しい方法を提案しました♪
- 信頼性がある
- 安全性が高い
- インセンティブの保証を行う
サービスを中心としたブロックチェーン構造をつくり、ユーザーがストレスなくサクサクIoTを利用できるようサポートします。
もちろん、これまで課題となっていたスケーラビリティ問題(送金詰まり)の問題なども解決しつつ、セキュリティにも気を配ります(・ω・)b
急増するIoT、もっと安全&速く…!
2022年までに、なんと世界では200億台ものIoTデバイス(機器)が出てくるのでは…と予測されており、IoTは世界のどこにいてもデータのやり取りができるプラットフォーム(土台)となりつつありますね。
現在でもすでに家の中の電化製品はIoT化されているものがたくさん。
スマホやパソコンといったものはもちろんのこと、お湯を沸かすポットやテレビ、車などもそうですよね(・∀・)便利~
そして、これらの一般的なIoT製品として近い将来加わるだろうとされているのが…
- スマートヘルスケア
- 乗り物のテレマティクス
- 自動運転の自動車
- ドローン
※テレマティクス…自動車や船などの移動体に通信システムを使って、情報サービスを提供すること
これらはすでに登場しており、実用化を目指して研究・開発が行われていますよね。
しかし…(´・ω・`)
先ほどもお話ししましたが、従来のインターネットをもとにして設計された現状のIoT構造はまだまだ、さまざまなデメリット(不安)があります。
接続が不安定だったり、データや利用者が多くなればなるほど回線がパンクしてしまったり、特定の第三者(企業)がデータを改ざんしたり、流出させるのでは?という不安、つまり信頼性に欠けている…などなどなど。
なんでもかんでもデータ化されていく今、より信頼できる環境でIoTの技術を利用していきたいですよね。。。
これらの問題を解決するために、BlockCloudは「ブロックチェーン」に注目しました。
…とはいっても、ブロックチェーンもネットワーク上で動作をするものですよね(・ε・)
基盤となるネットワークが安定しない限り、いくらその上に素晴らしいサービス・商品を乗っけてもアカンものです(´・ω・`)
なので、BlockCloudはサービス中心型ネットワーキング(SCN)とブロックチェーンを組み合わせることで、双方のメリットを得て、双方のデメリットを埋める方法をとったのです。
その結果、今私たちが当たり前に使っているインターネットと、BlockCloudのモデルには互換性が生まれました。
※互換性…お互いに使えるよってこと
BlockCloudは「ユニバーサルオーバーレイ」として、さまざまなサービスに適用することが可能です。
データのやり取り、アプリの通信、堅牢なセキュリティ、流動性、データの公開や配信といったさまざまなことが、ブロックチェーンとSCNのメリットを受けながら簡単に実現できるようになります。
特徴その1・サービス中心型ネットワーキング(SCN)
今やインターネットは老若男女問わず場所を問わず、当たり前に利用されています。
仮想通貨やブロックチェーンに関連することも徐々に広まりつつあり、日々新しい技術が開発され、生み出されていっていますよね。
…じゃあ、インターネットって仮想通貨の技術みたいに新しいモノが誕生しているんでしょうか??(・ε・)
ここ数年でIoTという言葉が広まりつつありますが、これもベースとなるのは「従来のインターネット」です。
そもそもインターネットは1950~60年代ごろから本格的に研究が始められたものであり、意外にも歴史が浅いものなんですね(゜Д゜)
そしてそこから、実は何十年も大きな変化をしていないんです。
通信プロトコル(手順や方法)についてはさまざまな方法があり、より広く、より複雑なネットワーク環境を利用できるようにはなっています。
でも、ベースとなるインターネット自体は、今も昔も「IPアドレス」を使った通信モデルのまま(´・ω・`)
IoTのようにリアルタイムでIPアドレスが変化したり、デバイス(機器)の数が膨大になるものには対応しきれない懸念があるのです。
ここで、冒頭でもお話ししました「サービス中心型ネットワーキング(SCN)」の出番です(*´ω`*)ノ
私たちが普段利用している従来のインターネットは、サーバー(ホスト)にアクセスしていつも接続されている状態ですよね。
ホスト中心型であり、ここにトラブルがあったときにはネット使えねぇクソが!!(´;ω;`)という事態になるってことですw
SCNはホストではなく「サービス」に目を向けたもの。
この方法だと、従来のインターネットと違って接続性は断続的(途切れながらも続く)になり、スケーラビリティ・通信の効率がアップします。
SCNで得られるメリットとは
もう少し掘り下げてみましょう(・∀・)
パソコン、スマホ、その他のIoTデバイス…ネットにつながっている機器には、どれも「IPアドレス」という数字が割り振られています。
ネットワーク上で、その機器を特定するための住所みたいなモンですね。
掲示板に書き込みをしたときによく「146.34.58.3」みたいに表示されるヤツです。
ネットにつなぐときにはIPアドレスを識別して特定し、サービスと連携させることでインターネットへの接続が可能となります。
しかし、スマホやIoTデバイスは接続をするたびにIPアドレスが変わる性質のものがたくさんあります。
いちいちIPアドレスが変わっていると、ネットワークへ接続するたびに認証をしなくてはならなかったり、ネットワークに参加できないおそれが…。。。
この煩わしさを取っ払ってくれるのが、SCNです。
ざっくりわかりやすく言えば、SCNはIPアドレスの識別をしなくても「サービス名」さえあれば直接接続できちゃうよーん(・∀・)という技術。
サービス名とは、ネット上でデータを特定するための名前のことをいいます。
SCNを取り入れることで、いくつかのメリットがあります。
サービスアクセスレイヤー(SAL)という層をつくり、ここで接続を行うためのゴチャゴチャとした処理を行います。
たとえば、私たちユーザーの機器(クライアント)とサービスに接続すること、制御、ルールを作る、といったことを表では見えないところで処理。
これによって、エンドポイントとなる私たちユーザーがネットワークアドレスを変更することも、効率良くさまざまなデバイスを接続することも可能になります。
※エンドポイント…サーバーや機器などネットワークに接続された構図の「終点」のことで、私たちのスマホやパソコンなどを指します
なので、デバイスが増えれば増えるほど「もうこれ以上管理できねーよ!」とパンク状態になり、データの送受信に遅延が起こることも(´・ω・`)
BlockCloudはPeer to Peer(ピアツーピア)技術を使った分散型サービスのため、スケーラビリティ向上につながります。
↓ピアツーピア(P2P)について解説しています♪↓
つまり、BlockCloudの大きな特徴であるサービス中心型ネットワーキング(SCN)とは、従来のインターネットの接続方法とは違い、デバイスのIPアドレスが変化したとしてもカンタンにネットワークに接続できるうえ、安全性やスケーラビリティに優れた方法ということです♪
特徴その2・ブロックチェーン技術を用いる理由
サービス中心型ネットワーキング(SCN)に、ブロックチェーン技術を掛け合わせたのが、BlockCloudの真髄だとお話ししました。
では、どうしてブロックチェーン技術が必要なのでしょうか?(・ε・)
まず、BlockCloudでは「Coral(コーラル)」と呼ばれる技術が、その安全性を支えています。
サイトにかかる負荷を減らすことで、アクセスが速くなるという仕組みです。
デバイス間で通信操作をするとブロックチェーンに記録され、サービス(データ)情報はコーラルに格納されることに。
コーラルは、従来のインターネットのように特定のサーバーがある仕組みではなく、ユーザーがお互いに通信しあってネットワークを作っている状態なので、ココ!という攻撃を受けやすいポイントがありません♪
また、BlockCloudはイーサリアム(ETH)のブロックチェーンをベースに作られたプロジェクトです。
そのため、イーサリアム同様に「スマートコントラクト(契約機能)」を利用できるように。
スマートコントラクトを利用することによって不正な行為を防止できるため、BlockCloudコミュニティがより良い方向にいくと考えています。
スマートコントラクトについても、詳しく後述しますね(・∀・)
もうひとつ、ブロックチェーン技術を用いる大きな理由として挙げられるのが「信頼」と「インセンティブ」です。
特定の企業が管理しているサーバーを使うと、そこが集中して攻撃されてしまいデータが抜かれるのでは(流出)、サーバーにトラブルがあったときの補償は?など、さまざまな不安があります。
ブロックチェーン技術を使うことで、第三者の介入がなくとも信頼できるデータのやり取りができるようになります。
インセンティブ(報酬)に関しては、世の中カネというワケではないんですがw、分散型の世界と経済圏が成長していくために必要不可欠と言えます。
お金(トークン)が巡り巡って経済を活発にしていくように、BlockCloudでもインセンティブ(報酬)という存在によって、よりBlockCloudを活発に利用してもらえるようになりますよね。
スマートコントラクトを利用することで、インセンティブ(報酬)がサービスを提供するプロバイダー(業者)への支払いにもなり、ユーザーもプロバイダーも安全に・信頼しながらサービスを利用できるようになります♪
特徴その3・BlockCloudの構造「4つのレイヤー」
サービス中心型ネットワーキング(SCN)の項目でもお話ししましたが、BlockCloudは「レイヤー(層)」をつくって、効率的にさまざまな処理を行っています。
そのレイヤーは4段階になっており、各階層で違った特徴があります。
- トランザクションチェーンレイヤー
- サービスチェーンレイヤー
- ルーティングレイヤー
- サービスレイヤー
このうち、2つずつのジャンルに分けることができます。
- トランザクションチェーンレイヤー
- サービスチェーンレイヤー
- ルーティングレイヤー
- サービスレイヤー
コントロールプレーンはサービスを提供するために裏であれこれ処理を行う「裏方」「縁の下の力持ち」というイメージ。
サービスプレーンは、表でユーザーにサービスを実際に提供するための「店舗」というイメージをしてみてください♪
では、第1層目となるトランザクションチェーンレイヤーから順番に見てみましょう(・∀・)ノ
1層目・トランザクションチェーンレイヤー
4層のうち、最下層となるのがコチラ。
BlockCloud(ブロッククラウド)上で行われた操作の記録は、ここトランザクションチェーンの層におさめられます。
ユーザーが「サービス利用しますネ~」という要求を行ったとき、トランザクション(取引)が発生します。
このトランザクションのデータは、ビットコインのようなブロックチェーンの場合、ブロックという入れ物に詰め込まれ、一直線に連なるよう保存されることに。
ですが、ブロックができる時間は基本的に一定になるよう調整されていて、たとえばビットコインは10分に1つブロックができるようになっています。
なので、トランザクションの数がどんどん増えていったら、ブロックができるまでに時間がかかってしまう…ということに。
桁違いのIoTデバイスのネットワーク参加を見込んでいるBlockCloudでは、そんなに時間かけてたまるか(゜Д゜)ということで、通常のブロックチェーンではなく「DAG(ダグ)」と呼ばれる方法でデータの保管を行います。
レイヤー内に実装するDAGということで、Compacted DAG(CoDAG)(コンパクトなDAG)と呼ばれます(/・ω・)/
これまでのDAGをさらに改良し、より迅速にデータの確認ができるように♪
(CoDAGについては後述します!)
また、BlockCloudは将来的にさまざまなブロックチェーン(ビットコインとかイーサリアムとか)に互換性を持たせることを実現したいとも。
そのために、どんなブロックチェーンからのトランザクションをも受け付けられるよう、設計するとのことです(゜Д゜)すごい
2層目・サービスチェーンレイヤー
続いてはサービスチェーンレイヤーです。
基盤となるブロックチェーンが異なっていても、データの変換や難しいやり取りなくそのままユーザーからの要求を進めていくための層です。
ここには「サービスチェーンプロセッサー」がありますが、プロセッサーとは変換器のこと。
「サービス使わせろや」という要求があれこれ入ってきても、BlockCloudが処理するための適切なかたちに変換する役目があります。
その要求(操作)に対して許可・拒否するためのルールも、サービスチェーンで決められているんですよ(・∀・)ノ
ここで要求に対してスマートコントラクトが実行されることになります。
3層目・ルーティングレイヤー
先ほど登場しました、アクセスを安全に・速くすることができる技術「Coral(コーラル)」が使われている層です。
BlockCloudでは、ユーザーからの要求に対して実際に提供されているサービスを探していきます(これをルーティングといいます)。
サービスとユーザーのマッチングを行う感じですね(・∀・)ノ
ルーティング情報は「サービスファイル」という入れ物に収納され、ファイルはこのルーティングレイヤー内におさめられます。
つまり、ルーティングレイヤーはBlockCloudに参加しているサービスの情報を取りまとめておく場所ということですね。
ユーザーからの注文に応じてぴったりな内容のサービスを探し出し、マッチングさせていきます。
4層目・サービスレイヤー
もっとも上になるのがこのサービスレイヤーで、ネットワークで実際にサービスを提供するための層です(‘ω’)ノ
BlockCloudでは、IPアドレスではなく「サービス名」を介してデバイスを識別し、ネットワークに接続できるとお話ししましたね。
アプリを提供する側はサービス名を使い、サービスを直接公開することが可能になります。
いろんな役割がありましたが、4層の内容をまとめてみましょう。
それと同時に、発生したトランザクションをCoDAGというかたちで処理・保管します。
スマートコントラクトはここで実行され、サービスを提供する市場に要求を行います。
要求に応じたサービス名をここからピックアップし、1層目のサービスレイヤーに送ります。
ユーザーからの要求に対して、このように4層構造にしていることでスムーズに作業が進められる…ということですね。
今後、IoTデバイスの急増を見越して、大量の要求(トランザクション)が発生したときにも迅速に対応できるようになっています♪(∩´∀`)∩
特徴その4・Continuous Double Auctions(CDAs)
私たちがインターネットをはじめ、さまざまなサービスを利用するためには「費用」がかかります(・ε・)しゃーないですよね。
BlockCloudを「市場(マーケットプレイス)」としてみたとき、プロバイダーはここでサービスを公開し、私たちユーザーは利用したいサービスを申し込んでいく形になります。
BlockCloudでは、サービスを提供するプロバイダーと、利用する側のユーザーとでサービスを売買するために、複数の購入者と販売者が競り合う「Truthful Continuous Double Auction(TCDA)」という仕組みが取り入れられています(゜Д゜)
まず、連続ダブルオークション(Continuous Double Auctions:CDAs)とは、証券市場などでよく用いられる競売方法のこと。
売り手と買い手が提示した価格が合った場合、その価格ですぐに取引が成立する方法を指します。
ただ、BlockCloudは証券会社ではありません(´・ω・`)
サービスを利用するユーザーと、提供する側とのマッチングを行うわけですから、売り手・買い手ともに公平性を保証し、価格に対する不正行為を防ぐ必要があります。
そのため、従来のCDAを改良した「TCDA(Truthful Continuous Double Auction)」を採用。
より信頼でき、取引にかかる手数料を最小限に抑え、売り手・買い手ともにいつでも同等で、お互いに最大限の利益をあげられるように…と、この仕組みが取り入れられています。
オークションはラウンド制となっており、各ラウンドの開始時に買い手は価格と数量の注文を市場に送信します。
これをもとに一致する売り手の注文を探してマッチングさせ、注文が一致すると取引が実行されることに。
もしもこのラウンドで注文がマッチしなかった場合、新しい参加者とともに次のラウンドに入札できるようになります。
もちろん、これらの記録もDAGによって記録されていくため、改ざんなど不正をすることはできません。
特徴その5・CoDAG(Compacted Directed Acyclic Graph)
先ほどちょこっと出てきました、CoDAGについて詳しく見てみましょう。
(なんて読むんだろう、コダグ?w)
まず、ビットコインのブロックチェーンを例に出すと、1つのブロックができるのに約10分ほどかかり、できたブロックは一列・一直線に並んでいきます。
ブロックができる=トランザクションがブロックチェーンに記録されますが、どんなにたくさんのトランザクションが順番待ちしていても、できるブロックは10分に1つ。
できたブロックは必ず一列に並ぶようになっています。
(まれにフォーク・分岐することがありますが)
この仕組みには、セキュリティが大きく関係しています(´・ω・`)
ビットコインは1秒間に7つのトランザクションに対応し、イーサリアムは1秒間に20のトランザクションに対応することができます。
このスピード(ブロック生成速度)は、速すぎるとチェーンのあちこちで分岐(フォーク)が起こり、逆に遅すぎると遅延がひどくなってしまいます。
一本道となるビットコインなどのブロックチェーンは、セキュリティも速さも実現しようとするのはかなり難しい…ということですね(´;ω;`)
しかし、今後のIoTのことを考えるとどうしてもそれでは取引が間に合わない…と懸念され、その結果生まれたのが「CoDAG」だったんです(・ε・)
CoDAGのベースとなる「DAG」は、すでにIOTA(アイオータ)やByteball(バイトボール)といったプロジェクトが導入を進めています。
DAGは一列のブロックチェーンとは違い、トランザクションひとつひとつがブロックとなり、次々につながりをもつ構造になっています。
つながっていく方向は一定で、常に次のブロックへ…と進んでいくようになっていることがわかりますね(・∀・)
車が一本道をず~~~っと進むより、側道を走りながら進んだ方がスムーズなのと同じです。
なので、10分待ってひとつのブロックができるビットコインとは違い、どんどんトランザクションの処理を進めることができる仕組みになっています♪
参照:IOTA公式サイト
そんなDAGですが、トランザクションのつながりが増えれば増えるほど「幅」が広がるのがおわかりいただけるでしょうか(・ε・)
BlockCloudでは、このDAGという仕組みをトランザクションチェーンレイヤーに組み込むため、もう少し「コンパクト」にする必要がありました。
なので、従来のDAGとは違ってトランザクションのつながりには「幅」が制限されることになり、名前もコンパクトなDAG=CoDAG(Compacted Directed Acyclic Graph)というワケなんですね(゜∀゜)w
DAGの幅が大きすぎるとトランザクションがそれだけ多くなり、内容を確認する時間が長くなります。
一方、幅が狭すぎるとトランザクションの処理が追い付かなくなる可能性もあって難しいところですが、BlockCloudでは適切な幅が設定されるよう設計されています♪
特徴その6・コンセンサスアルゴリズムは「PoS」
BlockCloudでは、スマホなどのIoTデバイスをブロックチェーンネットワークに接続し、完全に分散化された状態で動作することになっています。
そこでデータのやり取り(取引)に関する検証を行うため、Proof of Stake(プルーフオブステーク)という方法を取り入れています。
意味 | |
---|---|
Proof | 証明 |
Stake | 賭け金 |
トークンを多く持っているほど、検証にかかわる権限をもつ…ということです。
ネットワークに提供される内容に不正がないかどうか、これをPoSによって自動的にチェックし、内容を保証するよ!というもの。
もしここで不正があった場合、不正を行ったユーザーはシステムから追い出されたり、罰せられることも(゜Д゜;)
BlockCloudのネットワークを健全に保つための仕組みです♪
特徴その7・Proof of Serviceとは
世界中のIoTデバイスに対してサービスを提供しようと考えたら、ネットワーク全体にデータをやり取りできる容量(ストレージ)や、計算能力などさまざまなものが必要になりますよね。
(こういったものをリソースと言います)
ビットコインをはじめとする分散型ネットワークでは、これまで取引に関する「コンセンサス(合意)」の考え方が取り入れられてきました。
たとえば、合意を行うためにコンピューターをバリバリ稼働させて計算したり、さまざまな方法で取引の合意が行われています。
しかし、これらの合意作業はストレージ・計算能力が必要になるものばかり…(´・ω・`)
BlockCloudのように、小さなストレージ・小さな計算能力をもつスマホなどのIoTデバイスが参加する場合、リソースが限られているということです。。。
そこでBlockCloudでは「Proof of Service(サービスの証明)」という考え方を提案しました♪
これは、BlockCloudのなかでサービスを正しく(不正なく)提供するために、サービスの提供者(プロバイダー)、加入者(ユーザー)、検証者(バリデーター)の3者が関与する…というもの。
- サービスプロバイダは約束通り正しくサービスを提供し、そのサービスは他のデバイスによって検証される
- サービスを提供したり検証を行うデバイスは、適切にインセンティブ(報酬)を与えたりペナルティを課すこと。
- ネットワーク全体がユーザーに対して平等に質の高いサービスを提供できるようにすることが目標です。
3者が協力しあうことで、BlockCloudのネットワークは健全に成長を遂げていきます♪
特徴その8・スマートコントラクト(契約)
BlockCloudはイーサリアムがベースになっているため、同じようにスマートコントラクト機能を実装することができます。
これは不正を防ぎ、BlockCloud内での公平性を保つためでもあります。
BlockCloudのサービスはネットワーク上で公開され、必要に応じてユーザーが申し込むかたちになっています。
サービスプロバイダー(業者)と利用者(私たち)は、BlockCloudにより必要に応じてマッチングされます。
このマッチングに、スマートコントラクトが使われるんですね♪
ユーザーからの注文(要求)を受けると、先ほど登場しました4つのレイヤーを通じて処理が行われ、実際にサービスが提供される流れになります。
この中で、3層目となるサービスチェーンレイヤーでスマートコントラクトが実際に機能します(‘ω’)ノ
OKEx(オーケーイーエックス)でのIEOについて
BlockCloud(ブロッククラウド)は、海外取引所・OKExによるIEO銘柄。
バイナンス(Binance)のIEOのプラットフォーム「Binance Launchpad」があるように、OKExも「OK JumpStart」というIEOプラットフォームを作ったということですね(∩´∀`)∩
IEOが開始されたのは4月のことで、OKExの取引所トークン・OKBトークンの一定期間保有など、条件があったようです(・ε・)
バイナンスもバイナンスコイン(BNB)の保有によって抽選券を獲得できるかどうか変わってきますから、同じような感じですね。
ちなみに、OK JumpStartではこのBlockCloudがIEO第一弾!ということでした♪
BlockCloud(BLOC)を取り扱う取引所は?
OKExのほかに、Hotbit(ホットビット)という取引所にも上場されているようです。
この取引所はよく知りません。(正直に言う)
取引ペアはコチラ。
- BLOC/BTC(ビットコイン)
- BLOC/USDT(テザー)
- BLOC/OKB(オーケービートークン)
このうち、オーケービートークン(OKB)は、OKExで発行されている取引所の独自トークン。
保有していると配当を得ることができるとして、一時話題になりました。
↓取引所トークンについて解説しています♪↓
BlockCloud(BLOC)の将来性は?
IoTのプラットフォームとして、革新的な技術を利用しているBlockCloud…
気になるのが、その「実績」ではないでしょうか?(・ε・)
BlockCloudではすでにあちこちで活用され始めており、さまざまなデータが集まっています。
では、どのような例があるのか見てみましょう♪
BlockCloudでは、開発・サービスの提供に5年を費やし、上海汽車工業協同組合や広州汽車集団との長期的なパートナーシップを結んでいます。
このプロジェクトでは、医療のビッグデータ管理や共有プラットフォームとしてBlockCloudを用いています。
中国のさまざまな病院で、データの共有を行う協定を結んでいます。
年間売上高は2億台を超えるといい、すでに関連業界の50社以上のユーザーにスマートデバイスとプラットフォームを接続するサービスを提供しています。
家庭用のデータ通信はもちろん、ビジネスやクラウドストレージなど、幅広い範囲で利用されています。
その結果、現在BlockCloudを介したデバイスは700万台を超え、ユーザーは800万人を超えているといいます。
BlockCloudは開発についてもちょこちょこと進捗報告していたり、積極的にコミュニティの輪を広げようと取り組んでいるところ、イベントへの参加など開発チームの熱意を感じられるところも高評価◎。
また、さまざまなプロジェクトと戦略的パートナーシップを結んでいます。
- Ankr Network(アンカーネットワーク)
- WaltonChain(ウォルトンチェーン)
- Top Network(トップネットワーク)
- Marlin protocol(マーリンプロトコル)などなど
↓Ankr(アンカーネットワーク)についてまとめています♪↓
↓WaltonChain(ウォルトンチェーン)についてまとめています♪↓
さらに、実は昨年5月には東京で行われたGenesis CATミートアップという、ブロックチェーン関連のイベントに参加していました。
モノのインターネット(IoT)用のサービス中心のブロックチェーンネットワークシステム、BlockCloudが昨日、日本・東京で行われたGenesis CAT Meet-upで公開されました。”
日本でも1年以上前に、すでにBlockCloudに触れる機会があったんですね~( *´艸`)
さーらーに!(゜Д゜)
BlockCloudの開発メンバーは、実力者ばかり。
CEOを務めるZhongxing Ming氏(読めない)は、中国でも権威ある清華大学の博士号を取得し、中国コンピュータ連合のブロックチェーン特別委員会のメンバーです。
中国の国家事業に関わっていたメンバー、法の厳しいニューヨーク州で会計士を務めていたメンバー、元ファーウェイの開発メンバーなど、とにかくエリートというか控えめに言って天才の集まりです(語彙力)
また、BlockCloudのプロジェクト自体は1年少しと歴史が浅いものの、親会社であるOUDMONにてすでにさまざまなプロダクトを提供している実績もあります。
多くのプロジェクトが信頼してBlockCloudと提携を結ぶのが、納得できますね♪(∩´∀`)∩
まとめ
IoTのネットワークをつなぐための、BlockCloud(ブロッククラウド)についてご紹介しました♪(∩´∀`)∩
OKExのIEOということで、バイナンスの注目度に比べると劣ってはいましたが…(;^ω^)w
それでも、有望アルトコインとして将来性の高いプロジェクトです。
近い将来、200億台以上にもなると言われているIoTデバイス。
今当たり前に私たちが使っているスマホやタブレットをはじめ、今後登場するであろう新しいデバイス・さまざまなブロックチェーン技術に対応するという、汎用性の高さがポイント。
さまざまなプロジェクトと積極的にパートナーになり、どんどん活動の範囲を広めていっていることも素晴らしい!
IoTこそ国境関係なく利用でき、また今後必要不可欠となるサービスです。
BlockCloudの活躍に期待です♪(∩´∀`)∩
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