【仮想通貨】Ankr Network(アンカーネットワーク)とは?クラウドの重要性・AWSとの競合も?将来性を解説!
こんにちは、Makiです!(‘ω’)ノ
今回は有望アルトコインシリーズ♪
「Ankr Network(アンカーネットワーク)」についてまとめていこうと思います(∩´∀`)∩
昨年の9月、すでにICOは終わっていますが今後期待されているプロジェクトのひとつです。
どのような仕組みなのか、見てみましょう!
Ankr Networkの基本情報とスペックについて
まずは、基本情報から。
Ankr Network(アンカーネットワーク) | |
---|---|
通貨 | ANKR |
最大供給量 | 100億枚 |
サイト | 公式サイトはこちら |
公式Twitterはこちら |
アンカーネットワークは「クラウドコンピューティング」について考えます。
ゲームなどのアプリ、データ保存などを行う土台(プラットフォーム)、そしてそもそものネット環境を使うためのインフラ(基盤)。
これらをひっくるめて、ネットのサービスをクラウドコンピューティング(クラウド)といいます。
参照:Wikipedia
↑この画像を見るとわかりやすいですね(・∀・)
技術が進歩し続けるにつれてクラウドコンピューティングの考え方も変化していきます。
企業は、パブリッククラウド(クラウドを貸し出すサービス)を利用して通信にかかるコストを減らし、サービスを速く広めることができるようになっています。
パブリッククラウドとは…
- Amazon AWS
- Microsoft Azure
- Oracle Cloud
など、クラウドに含まれる「アプリ」「プラットフォーム(土台)」「インフラ(基盤)」の一部を貸し出すサービスのことをいいます。
しかーし(・∀・)
非常~~~に多くの企業がこれらのクラウドサービスプロバイダー(CSP)に依存しているため、古くから事業を行っているデータセンターの力がじゅうぶんに活かされていない状態です(´・ω・`)
毎年、アイドル状態(使えるのに使われていない)のコンピューティング能力が増えているという状況です…
この状態を「もったいない!!!(゜Д゜)カッ」と登場したのが、Ankr Networkです。
アイドル状態のクラウドコンピューティング能力を無駄にせず、これらを大規模なCSPの必要性と置き換えられる可能性があると考えています。
つまり、Microsoft AzureやAmazon AWS、Googleといった大手のCSPだけでなく、現在あまり使われていないアイドル状態のコンピュータ資源をもっと活用すればいいじゃない!と言っているんですね(・∀・)
Ankrの技術を使えば…簡単に言うと、コンピュータパワーを「リサイクルできる」ということです♪
特徴1・Ankr導入の大きなメリット
インターネットやコンピューター…といえば、急激に拡大しているのが「モノのインターネット」と呼ばれる「IoT(アイオーティー)」です。
今では当たり前になんでもネットにつながっていますが、これをIoTと言うんですね。
IoTはとんでもない勢いで広がりを見せていますが、そのためにはIoTを使うための「基盤(インフラ)」が必要になりますよね(・ε・)
スマホも基地局や回線が必要ですよね、これと同じことです。
つまり、広く分散されたインフラはもちろん、実際にサービスを提供するための整備をしなくてはなりません。
Ankrは、世界中のデータセンターやデバイス(機器)から、使っていないクラウドコンピューティングのパワーを再利用する機能があります。
すなわち!これから新しくインフラを整備する必要がないということ!(∩´∀`)∩
これをブロックチェーン技術(分散型台帳)と掛け合わせることによって、真に分散されたシステムを実装し、IoTをはじめとしたネットの需要を満たすことができます♪
ブロックチェーン技術を使った分散システムには、たくさんのメリットが。
- データの破損や損失を回避できる
- リスクを軽減
- コストを削減
ブロックチェーン技術を含めたデータの保存方法である分散型台帳は、ネットワークのあちこちにデータを保存するため、攻撃を受けても影響が出にくいこと・改ざんが難しいことが特徴です。
↓「分散型台帳」とは?用語解説しています♪↓
Ankrは眠っているコンピュータの能力を活かすだけでなく、その所有者にも多くのメリットをもたらすといいます。
Ankrを導入することによって、従来のシステムをより大きな枠組みに合わせないといけない企業であっても、より簡単にコンピューティング能力を運用できる仕組みを利用できるように。
ということで、次からはAnkrの具体的な仕組みについて見てみましょう(∩´∀`)∩
特徴2・分散型クラウトコンピューティングネットワーク(DCCN)
ネット関連のサービスを行うためのコンピューティング能力を、みんな(分散)で共有する…
これを実現するために、Ankrは「クラウドネイティブ」や「コンテナ」をベースとした環境を使う…とホワイトペーパーに記載されています。
アプリを実際に動かすには、その環境で不具合なく動作するかどうかテストをしてからになりますが、どの環境でも対応できるよういろんなモノ(雑)がセットになっているのがコンテナです。
ひとつのアプリを作るにあたって、いくつもの機能を組み合わせて実現させるやり方のことを指します。
ユーザーからのリクエストを手分けして処理できたり、データが壊れにくいなどのメリットがあります。
どんな環境でも対応できるよう、Ankrはクラウド上で独自の仕組みを作って統一性を持たせようとしています。
そのために必要なアルゴリズム(ルールみたいなもん)が、分散クラウドコンピューティングネットワーク(DCCN)です(∩´∀`)∩
AnkrのDCCNプラットフォームを利用すると、アプリを開発する人は開発環境とテスト・本番環境の違いに困ることがなくなり、オーケストレーション(設定や管理の自動化)が代わりにあれやこれやとやってくれます。
クラウドネイティブの助けを借りて、Ankrはさまざまなソリューション(問題を解決するサービスや技術)と統合することができるように。
基本的に、AnkrのDCCNシステムは「Kubernetes(クバネテス)」によって管理されているコンピューティングリソースを介して分散されています。
(えーい、次から次へとようわからん単語が出てきおってからにw)
オーケストレーションとは、複雑な管理や設定を自動制御してくれる仕組みのことです。
ものすげーざっくり言えば「コンテナの扱いが簡単になるプラットフォーム(土台)」です(・∀・)
Kubernetesのおかげで、アプリ(コンテナ)をすばやく予定通りにサーバーに展開させることができたり、稼働中にアプリに変更を加えたり…といった作業が効率良くできるようになっているんですね。
特徴その3・Ankr Hub(アンカーハブ)
Ankr(アンカー)には、Ankr Hub(アンカーハブ)と呼ばれる特殊なタイプのクラスターがいます(・ε・)
バチクソ高い計算能力をゲットできたり、使い方が広がります。
ハブの仕事は現時点ではAnkrのシステムによって完全に制御されていて、コンピューティングタスク(やること)をほかのクラスターに中継したり、ストップしたりという重要なノードとして機能しています。
つまり、ハブの人たちはAnkrという会社の中で働く重役みたいな感じ(・∀・)
Ankr Hubは、先ほど触れましたKubernetes(クバネテス)のクラスターとコンタクトをとる役目もあります。
いろんな言葉が出てきましたが、ここまでを簡単にまとめると…
- あっちこっちのクラウド環境でも対応できるAnkrのルールが「分散クラウドコンピューティングネットワーク(DCCN)」。
- DCCNはKubernetes(クバネテス)というプラットフォームを通して、コンピューティング能力を分散させている。
- KubernetesとAnkrをつなぐ仕事をしているのが、Ankr Hubというクラスター。
…3行でまとまったじゃねーか!(゜Д゜)w
特徴その4・WDRFアルゴリズム
あちこちで眠っているコンピューティング能力を活かすことができるAnkrですが、実際にユーザーがそのリソース(眠っているパワー)を使うと考えたときに、偏りがあると不公平ですよね(´・ω・`)
Aさんはガンガンコンピューターのパワーを使っているのに、一方でBさんはちびっとしか使えない…
こんなことがないように、ユーザーが公平にパワーを使えるようにしよう!というのが、Ankrの考え方。
コレ、口で言うのは簡単かもしれませんが、実際にリソースの割り振りをどのようにしたら良いのだろうか…?と、難しいことなんです。。。
そこでAnkrは「Weighted Dominant Resource Fairness(WDRF)」というアルゴリズムを取り入れました♪
意味 | |
---|---|
weighted | 割合 |
dominant | 占有権 |
resource | リソース(パワー) |
fairness | 公正(公平) |
英語を見てもなんとなく、わかりますよね(・∀・)
WDRFアルゴリズムには3つのおもな特徴があります。
WDRFアルゴリズム:フィルター
各リソースを取り扱うプロバイダー(業者・企業)に対して、フィルタリング(仕分け)を行います。
たとえば、アプリを実行するときには動作をスムーズに行うためのメモリや、処理(計算)を行う上で必要になるCPUのパワーが必要になりますが、アプリが必要とするリソースによってフィルタリングを行います。
フィルタリングを行う条件には、CPU・メモリ・GPU・帯域幅・ディスクといったアプリのスムーズな動作に欠かせないさまざまな要素が含まれています。
WDRFアルゴリズム:優先順位
リソースを提供するプロバイダーによる「評価スコア」と、ノードにかかるコストの「価格スコア」というものがあります。
このふたつのスコアを合わせて、私たちエンドユーザーに対する優先順位を設けています。
プロバイダーによるスコアは、アイドル状態のリソースの割合やリソースを割り振っている数、システムの安定性などで計算。
このスコアを使ってリソースが公平に割り振られるよう調整されます。
WDRFアルゴリズム:スケジュールアルゴリズム
「WDRFScheアルゴリズム」という仕組みがあります。
※WDRFScheについて詳細が記載されておらず、検索しても出てこないことから、文脈的に「Sche=スケジュール」と読み替えて解説します。
WDRFアルゴリズムは、各リソースを提供する業者によってスケジューリング(調整)に採用されています。
スコアでの評価はもちろん、業者がリソースの割り振りを簡単に行えるような仕組みになっているということですね。
さらに、各ユーザーはネットワークの中でも重要度の高い仕事(何か)を行っている場合や、スコアの高いユーザーに対してより多くのリソースを割り当てるように設計されています。
また、AnkrではさらにAnsible(アンシブル)やTerraform(テラフォーム)といったツールを使えるようにしていくとのこと。
これらはオープンソース(誰もが利用・開発に使うことができるソースコード)で、これを使うことでクラウド上にあるデータを決められた形になるように作ってくれるものです。
こうしたツールを使い、使用率の低いデータセンターで眠っているコンピューティング能力を積極的に使おう♪としています。
特徴その5・エッジノード設計
エッジノードとは、IoTなどで「繋がりあっているノード(機械)」のことを指します。
意味 | |
---|---|
エッジ(edge) | ノードとノードをつなぐ辺(線)のこと |
ノード(node) | パソコンやサーバー、ルーターなどネットワークに参加している機器 |
Ankrのブロックチェーンネットワークでは、先ほどお話ししましたAnkr Hub(アンカーハブ)を含む3種類のノードがあります。
新しいブロックを生成するノードです。
ブロックチェーンを同期するノードです。
Ankr Miner(アンカーマイナー)とも呼ばれます。
この3つのタイプのノードで、Ankrのネットワークが構成されています♪
Ankrのマイニング機器はリソースの共有や計算にも使われるので、CPUやディスク・メモリを搭載したマシン(グラボ)が対象となっているそうです(・ω・)ノ
特徴その6・Ankr DCCNブロックチェーン
Ankrの共有クラウドの経済圏では、マイクロペイメント(少額支払い)を行うため、スマートコントラクト(契約機能)をベースにしたSLAにブロックチェーンを利用しています。
サービスを提供する事業者と、その利用者の間で行われるサービスのレベルの水準・品質という意味。
Ankrのブロックチェーンでは、ネットワークの中でどの部分に動きがあるかを追跡するために、すべてのデータ使用料や取引データがブロックに記録されています。
なので、企業側(プロバイダー)は取引の記録を簡単に確認することができ、改ざんなどの不正操作を防ぎ、ユーザーアカウントを評価するシステムを確立します。
そして、AnkrブロックチェーンはDCCN(分散クラウドコンピューティング)を対象とした、パブリックブロックチェーン。
「パブリック」という言葉のとおり、ブロックチェーンのネットワークは多層化されているため拡張可能で、開発者は自由に編成可能です♪(∩´∀`)∩
また、先ほどチラッと登場した「スマートコントラクト」について。
これはイーサリアム(ETH)で利用できる機能としておなじみの、契約機能。
↓スマートコントラクトとは?イーサリアムとともに解説しています♪↓
Ankrブロックチェーンには、複数のプログラミング言語をサポートするためのスマートコントラクトシステムが備わっているそうです。
- C
- C++
- JavaScript
- Rust
- Pythonなど
Ankrブロックチェーンは「多層化されている」と言いましたが、どのようなつくりになっているのでしょうか?(・ε・)
4つの層その1:コア層
重要部分、コアとなる「コンセンサス(合意)レイヤー(層)」です。
ここのレイヤーでは、合意を得るためのコンセンサス方法を「Proof of Service Level and Stake Byzantine Fault Tolerance(SLSBFT)」としています。
この問題に耐性があることをビザンチンフォールトトレランス性がある、と言います。
↓ビザンチン将軍問題について解説しています♪↓
Proof of Serviceの「Service(サービス)」は、先ほどもサービスの品質(SLA)について少し触れましたが、分散クラウドコンピューティングサービスの市場における計算能力やデータ保存といったサービス品質のことを指します。
この層の中では、ノードの合意をとりまとめ、ブロックを生成していく「ブロックプロデューサー(BP)」という存在があります。
私たちユーザーからコア層を見ると、取引について検証を行うバリデータノードと通常のノードとで構成されています。
バリデータノードは現在Ankr DCCNによって承認されていますが、将来的にはAnkrネットワークのコミュニティによって、投票で決められる予定になるそう。
4つの層その2:リレー層
リレー層は、高速ネットワークルーティング用の層です。
「ルーティング(Routing)」とは、ネットワークの中でデータを届けるのにいかに速く、最短の道で通信できるかという仕組みのこと。
なので、ここの層はコア層とは違い、ブロックを作ったりコンセンサス(取引の合意)に参加したりすることはありません。
ユーザーはこのレイヤーの上に、より良いネットワークを追加することができます。
そのネットワークに貢献した証明(PNC)に基づき、ANKRトークンを報酬としてゲットできます♪(∩´∀`)∩
直訳するとNetwork contribution=ネットワーク貢献となります。
ネットワークへの貢献…?ってざっくりしているように思いますがw
たとえば…
- ネットワークの安定性
- 帯域幅
- ノードのサービス品質
だそう(・∀・)
これらをもとにPNCを計算し、それに応じたANKRトークンがネットワークの貢献者に報酬として送られるそうです。
4つの層その3:アクセス層
アクセスレイヤーには、データセンターノード・マイニングノード、そして特徴5の部分でお話ししましたエッジノードが含まれます。
ノードの種類として、ブロックチェーンのクソ膨大なすべての情報を持っている「フルノード」に対し、すべては持ってないけど多少持ってるよ(雑)という「ライトノード」の存在があります。
すべての情報を持たなくても、通信を行える最低限の情報を持っているノードのことですね。
ウォレットアプリを使っているような私たち一般的なユーザーも、ライトノードです♪(・ω・)b
アクセスレイヤー内はすべてライトノードであり、不正なノードのアクセスを制御する役割をもっています。
4つの層その4:マイクロノード層
最後のマイクロノードレイヤーには、デバイスノードといくつかのトランザクションハッシュが含まれています。
(デバイスファイルとも呼ばれます)
コンピューティング能力をあちこちから獲得することを考えると、いろんな機器に対応する必要がありますよね。
そのために必要なのがデバイスノードです(/・ω・)/
また、トランザクションハッシュとは、取引(トランザクション)が行われたときに発生するIDのこと。
ハッシュ=暗号で、取引が行われた確認ができる「証拠」となるものですね(・ω・)
マイクロノードがネットワークを検証する場合、3層目となるアクセス層のノードに問い合わせを行います。
もしもここでアクセス層のノードが証明できない場合、マイクロノードの要求は2層目のリレー層を通過してコア層に送られることになります。
ネットワークを提供するプロバイダー、店舗はアクセス層に定期的に「ネットワークに貢献してまっせ」という証明を提供します。
アクセス層はこの証明を検証し、その結果が1層目のコア層に渡されることになります。
内容に問題がなければ、プロバイダーや店舗のサービス品質が高いと評価され、プロバイダーがブロックを作る役割をもつ「ブロックプロデューサー(BP)」として選出される可能性が高まることになります。
(ブロックプロデューサーについては後述します!)
特徴その7・高いセキュリティ
Ankrブロックチェーンネットワークは、ビットコインのコンセンサスアルゴリズム(合意を行うための計算方法)、Proof of Work(PoW)を用いることで、さまざまな攻撃を防いでいます。
攻撃とは、たとえばシビル攻撃やエクリプス攻撃。
投票させない、正当なユーザーをネットワークに入れないなどの攻撃が行われ、トランザクションが確認されないといったことが起こります。
同じ世界線にいたはずなのに、攻撃者が情報を書き換えていらんことをしたせいで別世界になってしまった…というイメージです。
そのため、日食攻撃とも呼ばれます。
これらは、パワーに偏りができるおそれのあるProof of Work(PoW)によって防ぐことができる攻撃たちです。
51%攻撃のリスクがありますが、PoWのおかげでなりすましもできず、情報を書き換えることもできなくなるからです(‘ω’)ノ
↓51%攻撃って?詳しく解説しています♪↓
特徴その8・コンセンサスアルゴリズム「SLSBFT」
コア層のお話しでも少しだけ触れましたが、Ankrブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズム(合意方法)は、「Proof of Service Level and Stake Byzantine Fault Tolerance(SLSBFT)」というもの。
…ぶっちぎりで長い名前のコンセンサスアルゴリズムです。
サービスレベルと掛け金(ステーク)、ビザンチンフォールトトレランスが合わさった方法になっています。
取引の合意を行うにあたっては、3段階の工程が。
- ①提案する
- ②事前投票
- ③成立する
この画像でいえば、オレンジの丸である「Proposer(提案)」が行われ、コンセンサス(合意)が行われます。
事前投票が行われ、成立すると新しいブロックができ、アプリケーションにもその結果が伝わっていきます。
さて(・ε・)
ビザンチンフォールトトレランス(BFT)もよく取り入れられているアルゴリズムなのですが、どうしてAnkrは「SLSBFT」というクソ長い方法を採用したのでしょうか?
通常のBFTとSLSBFTとの違いは、ブロックプロデューサー(BP)の存在。
ブロックを作る権利をもつノードのことを指しますが、選ばれるにはサービスのレベルを高めること、そしてStake(掛け金)の多さが重要ポイント。
ユーザーがANKRトークンを持っている場合、ブロックプロデューサー選びに参加することができるんです(・ω・)b
サービスを提供するプロバイダー(事業者)がサービスの品質を高め、ネットワークに貢献するとブロックプロデューサーの候補になる…ということですね!
さらに、セキュリティや公平性を守るために、ブロックプロデューサーの候補となったノードは、候補ノードのプール(控室のイメージ)からランダムに選ばれることになります。
投票に対し、悪意あるユーザーがわざと意見を変えたり、意見がまとまらないようにするのがビザンチン将軍問題。
これを防ぐためにビザンチンフォールトトレランスが採用され、さらにブロックプロデューサーの選出のためにサービスの品質と賭けられたトークンの量を掛け合わせ、安全性を高めているんですね。
Ankr Networkを取り扱う取引所は?
Ankr Networkは、現在海外取引所での取引のみとなっています。
- BitMax(ビットマックス)
- Upbit(アップビット)
- Binance DEX(バイナンスデックス)
- Bittrex(ビットレックス)
- Kucoin(クーコイン)
う~~~ん、この中で売買しようと思ったらビットレックスですかね…(´・ω・`)
バイナンスDEXで取り扱われていることからも、DEXではない方のバイナンス(Binance)に上場してくれれば…!と思います。
Ankr is listed on Binance DEX!
Trading ANKR/BNB trading pair is opened at 2019/06/06 7:00 (UTC)
The Ankr bridge is now live!https://t.co/YItiw7wP4h
This is the next step in our partnership with Binance Chain, towards a bright decentralized future!https://t.co/sJGpVt3eVp pic.twitter.com/8ynC8oHnfj
— Ankr (@AnkrNetwork) 2019年6月6日
AnkrはERC20から「BEP-2」へ
Binance DEXに上場されるにあたり、これまでイーサリアム(ETH)をベースにしたトークン「ERC20」だったAnkrは、このたびバイナンスチェーンをベースにしたトークンになりました。
↓ERC20って?トークンの種類について解説♪↓
つまり、ベースとなるブロックチェーンの乗り換え…ということですね。
ERC20トークンから、今後はBEP-2トークンとなりました(・∀・)ノ
Do you want to see how you can easily convert Ankr ERC-20 tokens to Ankr BEP-2 format, to trade on @Binance_DEX?
Please check this video created by one of our community members!https://t.co/diNqQzwkww#ANKR #BinanceChain #BAChange pic.twitter.com/3MkZqYyq5e
— Ankr (@AnkrNetwork) 2019年6月21日
A reminder that you may see one or more of the below tickers on Binance .com soon.
Check out the #BEP2 Community Listing Program ⬇️⬇️⬇️$ANKR$AWC$BLINK$BOLT$CAS$CAN$COVA$EBST$ENTRP$GIV$HNST $LBA$LTO$MDAB$NOW$RAVEN$SPNDB$NOW$VRAB$WISHhttps://t.co/0IAfU3fKdV pic.twitter.com/jzx4BBLwYY
— Binance (@binance) 2019年6月26日
Ankr Networkの将来性について
Ankr Network(アンカーネットワーク)は、眠っている(使われていない)状態のコンピュータの能力を活かし、その能力を提供してくれるプロバイダーにも、利用するユーザーにもwin-winの関係を作ることができます。
プロバイダー側は、これまで眠っていたままの能力で報酬をもらうことができるように。
ユーザー側は、クラウドの費用を安く利用することができるようになります。
AmazonやMicrosoftといった誰もが当たり前に使っているサービスを、今後はAnkrで安く済ませることができるように…!(゜Д゜)
もちろん、ブロックチェーン技術が利用されているためデータの改ざんやセキュリティについても安心。
つまり、ライバルは驚くほど「大手」ということになりますよね…!(゜∀゜)
また、AnkrNetworkはさまざまなプロジェクトとパートナー関係になっています♪
有望アルトコインシリーズでもご紹介しています、Matic Network(マティックネットワーク)。
↓Maticについて仕組みを解説しています♪↓
さらに、Harmony(ハーモニー)も。
↓Harmonyについて仕組みを解説しています♪↓
さまざまなプロジェクトと手を組み、お互いの技術を進化させることが期待されています♪(∩´∀`)∩
まとめ
今回は、Ankr Network(アンカーネットワーク)についてまとめました!
思っている以上に大手が競合となり、しかも価格面や使いやすさといった点でAnkrは有利に。
今後、IoTをはじめさらに世界中でネットワーク化が進みます。
どんなものもデータになり、そのデータがあちこちで当たり前のようにやり取りされる…そんな世界です(・ε・)
そこで欠かせないのが、データのやり取りを行うための土台や通信を実際に行ってくれるコンピューターの頑張り。
もうみんなはクラウドばかりを使って、今は全然使っていない…という状態のコンピューティング能力はどんどん増えていくはずです。
今後需要&期待しかないビジネスモデルとして先陣を切ったAnkr、今後が楽しみですね♪(∩´∀`)∩
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