【仮想通貨】Aergo(アーゴ)とは?韓国発企業向けブロックチェーン、仕組みや将来性を解説!
こんにちは、Makiです!(*´ω`*)
さーて、今回は有望アルトコインシリーズ!
今日ご紹介しますのは~~~~…
(デレデレデレデレデレデレ←ドラムロール)
「Aergo(アーゴ)」です!
あのね、最初読み方わからんかったんですよ。
Aergoってなんて読むの…( ˉ ˡˍˉ )
— Maki@仮想通貨ママコイナー (@maki_coin) 2019年4月27日
アルゴ?アーゴ?イエーゴ?(´・ω・`)
…んでね、そういえばYouTubeで開発側の動画見たらええやんけ!と思って、AMAの動画見たんですよ。
そしたら何度聞いても「アーゴゥ」って言ってた…なので、ここではカタカナ表記として「アーゴ」で統一させていただきます!!(‘ω’)ノ
先日メインネットが稼働したこともあり注目されているAergo(アーゴ)ですが、いったいどんなプロジェクトなのでしょうか!?
目次
- Aergoの基本情報とスペックについて
- 特徴その1・土台となるBlockoのCoinstackとは
- 特徴その2・スマートコントラクトが簡単!「AERGOSQL」
- 特徴その3・Aergo Chainと拡張性の高いサイドチェーン
- 特徴その4・AERGO HUB
- 特徴その5・コンセンサスアルゴリズム
- 特徴その6・スマートコントラクト
- 特徴その7・Aergo LuaとASCL
- 特徴その8・スマートオラクル
- 特徴その9・スケーラビリティ向上
- Branches(ブランチ)
- Scale out(スケールアウト)
- Scale up(スケールアップ)
- 特徴その10・DTT(決定的トランザクションツリー)
- 特徴その11・名前付きのアカウント
- 特徴その12・AERGOトークンについて
- Aergoを取り扱う取引所は?
- Aergoの将来性は…?
- まとめ
Aergoの基本情報とスペックについて
ではでは、いつものように基本情報を。。。
Aergo(アーゴ) | |
---|---|
通貨 | AERGO |
最大供給量 | 5億枚 |
サイト | 公式サイトはこちら |
公式Twitterはこちら |
昨年の10月にトークンセールが終わったAergo。
ICOの評価サイト・ICO DROPSでは、他の項目がまだ出ていないようですが「HIGH INTEREST(高い関心)」のランクになっています。
ブロックチェーン、取り入れたいなぁ…(・ε・)と思っている企業はとても多い一方で、すでに各企業ではそれぞれのシステムがあり、今さら変更するのもなぁ…という状態。
イチからシステムをやり替えるのって、当然ながらお金もかかるし、現実的に考えて難しいんですよね。
しかーし!(゜Д゜)
Aergoはこうした一般企業に向けて、現在のシステムそのままでブロックチェーン導入できるぜ☆としているプロジェクト。
プログラミングも簡単で、アプリケーションの拡張もスムーズに。
新しいサービスを展開したいなぁというときにもサクッと対応し、企業の成長をジャマしません。
新しいシステムを導入するとき・新しいサービスを行うときに第三者との連携をすることがありますが、そこに頼りっきりになるとトラブルがあったときに柔軟に対応できないことが。
しかし、Aergoなら第三者に依存することなく自社で対応できますし、コストを下げ、さらに手作業によるエラーの発生を抑えるといったメリットがあります。
Aergoは韓国のブロックチェーン関連事業を行う「Blocko」という企業によるプロジェクトということもあり、すでに韓国の政府機関も利用しています…!(゜Д゜)すごくね??
(Aergoプロジェクトのオフィスは香港です)
ちなみにこのBlocko、韓国最大の鉄鋼メーカーであるポスコや、電子機器メーカーのサムスンから投資を受けています…期待されてるってわかるね。
4月15日にメインネットが稼働されたことで話題になったAergoですが、具体的な特徴を見てみましょう♪(‘ω’)ノ
特徴その1・土台となるBlockoのCoinstackとは
まずはじめに。
先ほどチラッと触れましたが、AergoはBlockoによるプロジェクトであり、Blockoは20を超える企業・顧客に対して独自のプライベートブロックチェーン「Coinstack(コインスタック)」を提供してきた経緯があります。
Coinstackとは、ブロックチェーンネットワークに必要となる土台はもちろん、その後DAppsを開発したり管理できるツールまで、すべてをサポートしてくれるサービスです。
スマートコントラクト(契約機能)を動作させるためのイーサリアム仮想マシン(EVM)に基づいていて、別のプロジェクトで言うとQTUM(クオンタム)やRSK(ルートストック)といったものに似ています。
本線となるビットコインのブロックチェーンに、イーサリアムでおなじみの契約機能をくっつけるため複線を作ろうということです。
Coinstackはすでに多くの企業(顧客)において、認証機能の強化を行うなど実績をもっています。
しかし、Coinstackを利用する企業や開発者はバラバラ、いわゆる「互換性がない」状態(´・ω・`)
実際にCoinstackを利用してもらうための「現場」をもっとサポートする、そんな構造をつくったほうがいいんじゃないか…?ということで、Blockoが新しく「AERGO」そして「AERGOSQL」の作成に取り組んだのです。
AergoとCoinstackの違いですが、Coinstackは完全にプライベートなもの。
完全に企業・組織の中で利用されるものになっています。
一方のAergoは、プライベートとパブリックの橋渡しをするもの。
Coinstackから学んだ多くの技術を受け継ぎつつ、企業はさまざまな使い方が可能になっています。
特徴その2・スマートコントラクトが簡単!「AERGOSQL」
さっき登場した「AERGOSQL」について見てみましょう。
SQL(エスキューエル・シークェル)とは、データのやり取りをするときに使うプログラミング言語。
たとえば「このデータ見たいな(呼び出したい)」というときに、データベース(データの保管庫)に対して命令するための言語…ってことです。
先ほど触れましたが、実際にCoinstackを利用するユーザー(企業)と、開発者との間に「プログラミング難しいんじゃボケェ」という溝ができてしまう状態(互換性がない)は、やり方や考え方の違いが生まれる原因になりますし、好ましくありません…(´・ω・`)
しかし!
AERGOSQLは企業の開発者にとってなじみのある言語で、簡単にスマートコントラクトを導入できるようになっています。
特徴その3・Aergo Chainと拡張性の高いサイドチェーン
では、やっとここからAergo自体の仕組みについて見ていきましょう(ゼェハァ)
AERGOは、誰もが閲覧・利用できるパブリックブロックチェーンと、企業内などで利用するプライベートブロックチェーンの間にできる溝を埋めるための土台(プラットフォーム)です。
何百万ものユーザーが同時にアクセスすることを念頭に、データの処理を効率良く行えるようにしています。
AERGOがつくっているのは、パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンの良いとこどりをしたハイブリッドブロックチェーンの「Aergo Chain」。
Aergo Chainとは、これまですでに登場しているプライベートブロックチェーン・パブリックブロックチェーンの双方が抱えている課題を減らすよう、高度な設計が行われています。
Aergo Chainは拡張性が高いことが特徴になっていて、これは「柔軟性が高い」ことを意味します。
…今は大丈夫でも、将来的にセキュリティの問題が発生する可能性ってありますよね?(´・ω・`;)
AERGOでは、アプリやサービスの開発者が実際にアプリを実行しながら、カスタムできるようにサイドチェーンを展開することができます。
サイドチェーンとは、本線であるブロックチェーンから枝分かれするチェーンで、サイドチェーンにあれやこれやといろんな機能を組み込んで合体させられるように。
本線のブロックチェーンにいろんな機能を実装させると、処理の負担になってしまう…いわゆる「重い」状態に。
サイドチェーンに機能を実装させておけば、万が一バグが発生したときには取り外しもできるんです♪
Aergoでは、実世界のあらゆることに対応できるよう、パブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンをつなぐだけでなく、その中で高いパフォーマンスを発揮してくれます☆
特徴その4・AERGO HUB
AERGO HUBは、DAppsとAergo Chainを安全に連携させるための機能です。
AERGO HUBにはふたつの保管庫(リポジトリ)があって、作成されたDAppsはどちらかに格納されます。
- AERGO Public Repository
- AERGO Private Repository
パブリックかプライベートかっちゅー違いなんですが、要はアクセス制御をかけられる環境の保管庫か、オープンなやつかという違いです。
(ざっくりすぎる)
そして、作られたDAppsはAergo Chainで利用するために展開させ、管理していく必要がありますね。
Aergoは、Aergo HUBに参加したいプロバイダー(サービスを提供する業者)のために、パブリックオーケストレーションになることを目指しているといいます。
※オーケストレーション…複雑なシステムを設定・管理を自動化すること、制御システム。
アプリの開発者やプロバイダー・管理者を連携させ、Aergoでどんどんユースケースを作っていく流れをとっていることからも、さまざまなAergoのサービスとなめらかに統合させることができます。
難しい話になってしまいましたが、要はAergo Hubは現在よく利用されているクラウドウェブサービスとよく似ているかたちであり、そのDApps・ブロックチェーン版という感じです(・∀・)ノ
特徴その5・コンセンサスアルゴリズム
取引の合意方法であるコンセンサスアルゴリズム。
ビットコインの場合はProof of Work(PoW)、ネムの場合はProof of Importance(PoI)といった感じです(・∀・)
AERGOのコンセンサスアルゴリズムは「DPoS」と呼ばれるもの。
DPoS=Delegated Proof of Stake(デリゲーテッドプルーフオブステーク)です♪
※意味 | |
---|---|
Delegated | 委任 |
Proof | 証明 |
Stake | 掛け金 |
PoS(Proof of Stake)だと、持っているトークンが多い&長期保有であるほど、取引の合意に関する権限をもつ…という意味です。
ここに「委任(任せる)」という意味がくっつくので、トークンたくさん持ってる人に任せるわ~(・ε・)ってことです。
通常(デフォルト)ではDPoSを利用するAERGOですが、AERGOは冒頭でもお話ししましたように「拡張性が高く、アレコレ柔軟に対応できる」というのが特徴です。
つまり。
サービスによって、コンセンサスアルゴリズムも変えられるんです!Σ(゜Д゜)
というわけで、AERGOでは通常時に使われるDPoSを「コアコンセンサスアルゴリズム」とも呼びます☆
特徴その6・スマートコントラクト
Aergoを利用してスマートコントラクトを実行することができます。
スマート(賢い)コントラクト(契約)という意味のとおり、改ざんできないブロックチェーンに契約内容を記録し、第三者に頼ることなく契約を実行できる仕組みですね♪
さて、Aergoでスマートコントラクトを実装するにあたり重要なのが「契約、広く受け付けまっせ!」ということ。
イーサリアム(ETH)を土台にしたスマートコントラクトは、イーサリアム仮想マシン(EVM)によって実行されると言いました。
Aergoでは、これらのスマートコントラクトに相互運用性を持たせるために、イーサリアム仮想マシン(EVM)、AERGOSQL、そしてHyperLedger Fabric(ハイパーレジャーファブリック)の3つで、それぞれ契約が相互に使用できるそう。
ハイパーレジャーが開発しているブロックチェーンのひとつが、HyperLedger Fabricです。
…すごくないすか?(゜Д゜)
極端な例で言うと、auとドコモとソフトバンクのスマホ、それぞれで契約してても相互で使えるって感じです。(暴論すぎる)
AERGOは拡張性があるからこそ、さまざまなものに対応できる…という代表的な例です♪
特徴その7・Aergo LuaとASCL
スマートコントラクト関連で、もうひとつ。
先ほどAERGOSQLというプログラミング言語があるよ~というお話しをしましたね。
スマートコントラクトが、簡単に書けるというものです。
そして、SQLのようなプログラミング言語をサポートし、スマートコントラクトを作成するための環境がAergoでは提供されています。
これを「Aergo Lua」といいます。
(アーゴルア?ルーア?先生わかりません!!)(正直に言うスタイル)
SQLをサポートするLuaのおかげで、開発者たちはビジネスデータを効率良く保存し、操作できるように。
なので、SQLの基本的な知識さえあればすぐにAergoのスマートコントラクトを作成できるということです♪(∩´∀`)∩
さらに、こちらは今後登場する予定なのですが、スマートコントラクトを書くための専用プログラミング言語がリリースされます。
このプログラミング言語を「Aergo Smart Contract Language(ASCL)」といい、スマコン専用であることがわかりますね~。
引用:AERGO公式サイト
ネットワークの立ち上げ時にAergo Luaをサポートする予定で、ASCLは2019年末にリリースされる予定です。”
だそう(・∀・)
興味はあるけど、難しそう…と尻込みしていた企業向けに、もっとスマートコントラクトを簡単に!ブロックチェーンの導入を!と勧められるような内容になっています。
特徴その8・スマートオラクル
スマートコントラクトを実行する上で重要なのが、ブロックチェーンの「外」の情報です。
どういうことでしょうか??
たとえば…(・ε・)
「令和3年の4月1日に、5ETHをAさんに送金する」
こんな契約を結んだとします。
よくある支払いの契約のひとつですが、契約の条件である「令和3年の4月1日」という情報は、プログラムのなかでどうやって判断されるのでしょうか?
本当にその契約が実行されるときは、4月1日なの?時計ズレてない!?と信頼できるかどうかが重要なポイント。
なので、間違いのない正しい情報をもとにする必要があります。
その外部からの情報をスマートコントラクトに引っ張ってきてくれるのが「スマートオラクル」です!(‘ω’)ノ
スマートオラクルは、たとえばEメールやSMSといった外部サービスを通じて契約(イベント)を実行することを許可できます。
また、スマートオラクルとDAppsはオフチェーン(ブロックチェーン外で行うやり取り)で通信ができ、DAppsに必要な外部の機能・情報を公開するための「マイクロサービス」を実装できます。
このマイクロサービスによって、スマートオラクルとDAppsの間で認証に使われるトークンの交換ができるように。
ということで…
スマートオラクルは、スマートコントラクト(契約)に必要な外部情報を引っ張ってきてくれる、契約に欠かせないヤツということです(・ω・)b
AERGOではスマートオラクルの実装を通じて、外部のイベントや情報を取り入れたスマートコントラクトの統合をサポートしています。
特徴その9・スケーラビリティ向上
膨大な量の取引をさばくのにあたって気になるのが、スケーラビリティ問題です。
↓スケーラビリティ問題って?解説しています♪↓
取引の処理が追い付かず、なかなか送金できない(着金しない)状態になってしまうことをいいます。
これを解消するために、AERGOではいくつかの方法がとられています。
- ブランチ
- スケールアップ
- スケールアウト
では、ひとつずつ見ていきましょう(・ε・)
Branches(ブランチ)
AERGOの基本的なスケーラビリティ戦略とされているのが、こちら。
従来のブロックチェーンとは違って、AERGOは「ブランチ(Branches)」といって、チェーンの途中で分岐をつくることができます。
ブランチ(Branches)とは「支店」とか「枝分かれ」という意味がありますよん(・∀・)
ブランチは、各リポジトリ(倉庫という意味、ここではブロックのこと)から枝分かれし、またもとのチェーンに自由に迎合できます。
実はこのやり方、すでにGitHubのような大きなサービスですでに利用されていて、GitHubでは数千万のリポジトリを抱えることもできるんだそう。
取引をさばきやすくするためのサイドチェーンやオフチェーン取引とは少し違う、ブランチという方法。
特定のブランチにあるデータを同期させて、データシェアリング(共有)することも可能だといいます。
Scale out(スケールアウト)
スケールアウトとは、規格外という意味。
AERGOによって作られた「AERGOFS(AERGO FILE SYSTEM)」という、データを分散して保存するシステムがあります。
つまり、リポジトリ(ブロック)内に複数ある各ブランチの情報を、効率良く格納するための仕組みです。
AERGOに参加する各ノード(AERGOのネットワークを利用するみんなのこと)の情報やブロックのデータを記憶する層として機能してくれるので、各ノードはAERGOFSを利用することによって無制限のデータを格納できるように。
AERGOFSはデータを保管するストレージとしても機能しますし、ロケータ(目印)を設定することで、スマートコントラクトの情報をAERGOFSに保存することもできます。
実はこの仕組み、FacebookのHaystack技術をもとにしているんだとか。
高価なデータの専用保管機器などを使わず、安~い市販のハードウェアを使って効率良く保管ができるようにした技術が、Haystackです。
このように、開発者・ユーザーともに使いやすいデザイン(仕組み)になっていることも、Aergoが注目されている理由のひとつです☆
Scale up(スケールアップ)
スケールアップは、拡大するという意味です。
AERGOFSがスケーラビリティ向上のために行う簡単な方法のひとつとして、シングルノード(単一ノード)を最適化することがあげられています。
大量のデータを処理するとき、広大な工場で分担するのはとても効率良く処理できる方法だと言えます。
しかし(´・ω・`)
現実的に考えると、その処理に利用するコンピューターの性能に大きく左右されます。
SSD(データの呼び出しが速いアレ)やコンピューターのメモリ、利用しているネットワーク…というふうに、いろんな要因があるでしょう。
AERGOでは、各ノードを可能な限り効率的にするために、データのやり取りがバッチリできるよう最適化されたストレージエンジンを装備することを目的としています。
※ストレージエンジン…データの保管庫にアクセスしたり、記録・削除などを行うためのシステム
そのために、AERGOSQLはAERGOに必要な高性能ストレージエンジンの土台を作っています。
つまり、AERGOではスケーラビリティ向上のためにブランチによってデータを分散させ、分散させたデータはスケールアウトによって効率良くまとめ、参加する各ノードがスケールアップによってデータを速く処理できるようになっている…ということです♪
特徴その10・DTT(決定的トランザクションツリー)
スケーラビリティ向上にも関わってくるんですが…(・ε・)
AERGOでは、Dependency Analysis(依存性分析)といって、通常のブロックチェーンとは違う流れでトランザクションの処理を行っていくとしています。
(※ホワイトペーパーによると、まだ実装されていないそうです)
通常のブロックチェーンでは、私たちノードが処理できるブロックのスピードは、コンピューターのメモリとかCPU(処理装置)などに関係なく、トランザクションをいかに速くさばけるかによって違います。
ブロックを速くつなぎたい=取引データの処理を速くすることを考えなくてはなりません。
ブロックチェーンは一列(直列)になっているのが特徴で、ブロックができるタイミングによってはたびたび分岐が起こることもありますが、ブロックのつながりはまず一直線です。
AERGOでは、トランザクションをさらに早く検証してブロックを作成するために「Deterministic Transaction Tree(決定的トランザクションツリー)」という方法がとられる予定です。
(※まだ実装されていません)(2回目)
要は、こんなふうに…
トランザクションを効率良く処理するために、ブロック内に詰め込むトランザクションを並列での検証を可能にする方法です。
ひとつのブロックには複数の取引データを詰め込むことができますが、これをブロック内で手分けして検証をするというイメージ。
なので、ブロックのサイズによってはDTTが2つ以上、数千にまで分かれることがあるといいます!(゜Д゜)
こんな構造でデータをどんどんつなげていくことで、トランザクションの検証を速く、そしてブロック生成が速くできる予定だそう♪
DTTのおかげで、スマートコントラクトも並列処理ができるようになり、将来的にAergoは Chainでは毎秒数百万(!)のトランザクション処理ができるようになるそうです(゜Д゜)ピィ~
特徴その11・名前付きのアカウント
「アドレス、長すぎ覚えにくすぎ」
仮想通貨あるある~♪(・∀・)w
ということで、みなさん送金をするときに「このアドレス、ホンマに合っとるんかいな…」とビクビクしながら実行した経験、一度はあるんじゃないでしょうか。
(しょっちゅう)
Aergoでは、長くてややこしいアドレスを短い名前に変えられるネームサービスが利用できます♪
1つの名前につき1つのアドレスに紐づけられ、現在は12文字の長さで固定されています。
この名前の中には所有者・宛先が含まれているので、取引を行うときに困りません(*’▽’)b
特徴その12・AERGOトークンについて
Aergoのプラットフォームで使われるのが、AERGOトークンというユーティリティトークンです。
↓セキュリティトークンとユーティリティトークンの違い↓
Aergoのシステムの中でやり取りされる交換媒体として使われる、つまりAergo上で展開されるサービスを利用するときに支払い方法として使われたり、開発者への報酬として渡されるものです。
- スマートコントラクトの実行
- DPoSコンセンサスアルゴリズム(トークンの保有)
- Coinstackに関する支払い
- AERGO HUBサービスの支払い
- AERGOドメインの支払い
といったことに使われます♪
また、トークン自体もプラットフォーム内で譲渡できるように設計されています。
Aergoを取り扱う取引所は?
AERGOトークンは、おもに韓国の取引所で売買されています。
- Upbit(アップビット)
- Korbit(コルビット)
- Kucoin(クーコイン)
- Bittrex(ビットレックス)
バイナンス(Binance)あたりに上場してくれると、より勢いが増すでしょうね♪(∩´∀`)∩
もちろん、日本の取引所では買うことができません(´・ω・`)ショボボン
Aergoの将来性は…?
将来性と言いますか、Aergoは実際に使われ始めていますし、伸びしろしかないでしょう。
(“伸びしろ”言いたかった)
すでに2500万人以上のユーザーに利用されているため、実績があるというのは今後の強みにもなります。
んでは、Aergoが利用されている例を見てみましょう。
セキュリティに関するコストを90%削減し、支払いスピードを速くできました。
など…。
これは一例で、すでに2500万人以上に利用されているAergoのユースケースはまだまだた~くさんあります。すごい。
まとめ
ということで…
Aergo(アーゴ)について、ご紹介しました♪(∩´∀`)∩
すでに稼働しているプロジェクトということもあり、将来有望どころかすでにスゴイ。(語彙力)
次々にAergoの技術を導入する企業が増えていることからも、いかにAergoが企業で導入しやすく、信頼を寄せられているかがわかると思います。
「ビジネスのためのブロックチェーン」
というテーマを掲げていることからも、Aergoは今後もさらにそのネットワークを拡大させていくことでしょう♪(*’▽’)ノ
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