【3分でわかる!仮想通貨用語】リスクオン・リスクオフ・ソブリンリスク(ソブリン債)・FinTech・RegTech
こんにちは、Makiです!(‘ω’)ノ
今回は仮想通貨に関する用語解説♪
トレードをする前に知っておきたい用語をあれこれ解説していきます!
聞いたことはあるけど、詳しい意味はちょっと…(´・ω・`)という方、ぜひぜひ知っておきましょう♪
リスクオン
金融用語のひとつ。
リスクがオン?ということはリスクが高いってこと?と思いますよね。
これが、仮想通貨(金融)とどのような関連があるのでしょうか?(・ε・)
リスクオンとは、リスクが高いと言われている資産に投資を行うことをいいます。
これはなぜか?
リスクが高い一方で、ハイリターン(利益)が得られる可能性があるからです!
リスクをかえりみず、リターンを求めて投資を行う…これがリスクオンです。
投資全体で見ると相場の流れが変わることになりますし、実際に仮想通貨の場合はボラティリティ(値動き)が大きいため、リスクオンとして買われることが多いです。
仮想通貨をはじめ、リスクの高い資産が変われるということは、投資家が楽観的だという見方もできます。
なので、あれもこれも買われる状態=相場が上昇しやすいということに!(・∀・)
このおかげで2017年のいわゆる「バブル」がやってきたと言われています。すごかったですよね。。。
投資家がこぞってビットコイン(仮想通貨)を買い、コレどんな内容なん?と言われるような草コインが数百倍・数千倍の価格上昇をしたこともありました…。
それくらい、投資家心理というのは相場においてとても大切なんですね(`・ω・´)
- 国の金融政策への期待
- 企業の高い業績
- 仮想通貨に対する規制が緩和される
- 取引所に上場される
- 大きなアップデートが行われる
…要は、プラスになるファンダがあらわれるとリスクオンになりやすいということですね♪(∩´∀`)∩
↓ファンダメンタルズについて解説しています♪↓
リスクオフ
リスクオンが楽観的な投資=買われやすく、価格が上がりやすい状態というのはお分かりいただけたかと思います。
続いては「リスクオフ」について。
説明するまでもなく、リスクオンの反対です(・∀・)ww
リスクオンが、投資家たちが多少のリスクを恐れず「いけー!(゜∀゜)」とハイリターンを狙いに行くのに対し、リスクオフは「いや、今危ないやろ…アカンやろ…」と、投資をしにくくなる状態のことをいいます。
よくあるのが、世界情勢によるリスクオフです。
仮想通貨や株式投資で以前にあった例としてあげられるのが、北朝鮮のミサイル発射です。
リスクオフの典型的な例
ミサイルをぶっ放してはニュースになっていた北朝鮮ですが、万が一これがきっかけで戦争が起こってしまったら…?
という不安を抱えていた方も多かったと思います(´・ω・`)
また、現金をはじめ資産を抱えているという方は、万が一戦争が起こったときにそのお金がただの紙くずになってしまう可能性も、ゼロではありません。
これを何とかしよう!ということで、自国の法定通貨を仮想通貨に換える…という動きがありました。
なんで仮想通貨?(´・ω・`)と思いますよね。
ビットコイン(BTC)をはじめとした仮想通貨には、各国・地域で使われている法定通貨とは違って国境がありません。
さらにネットワークの中で生きている資産のため、いちいちアタッシュケースなどに入れて持ち運ぶ必要もありません。
万が一戦争が起こってしまったら、大量の現金を持ち歩くわけにはいきませんよね…。
でも、仮想通貨ならスマホやパソコンさえあればOK。
世界のあちこちで利用でき、取引所などを介して他国のフィアット(法定通貨)に換金することも可能なため、リスクオフで買われる資産として注目されたんですね♪
仮想通貨ってボラが大きいから、一見するとリスクオンやろ!(゜Д゜)と思うんですが…
こういった理由で、リスクオフのときに買われる資産だと言われています。
(リスクオンの場面ももちろんあります)
また、取引所のハッキングなどマイナスファンダが発生したときには、リスクオフのために仮想通貨から他の資産(金や株式など)に変わってしまうパターンも(´・ω・`)
リスクオフかリスクオンの場面かを見極めるためにも、日ごろからファンダについてはしっかりと知っておきたいものですね♪
仮想通貨内のリスクオンとリスクオフ
リスクオフとリスクオンがそれぞれどういったものか、お分かりいただけたでしょうか(・∀・)
仮想通貨におけるリスクオン・オフの動きについて、もうひとつ。
ひとくちに仮想通貨とは言っても、全仮想通貨の基軸となっているビットコイン(BTC)をはじめ、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)など、さまざまな種類がありますよね。
そして、それぞれの仮想通貨に対してファンダがあったり、日々ニュースが飛び込んできています。
アルトコインはほぼ100%の取引所でビットコインと価格が連動しているため、つられて価格が上下することもしばしば。
ビットコインが上がればアルトコインが下がったり、アルトコインが上がればビットコインが下がる…という、仮想通貨間でのリスクオン・リスクオフもあります!
(Twitterではアルトドレインとか、アルトチューチューなんて呼ばれ方をしますねw)
ソブリンリスク(ソブリン債)
リスク…という言葉が出てきたところで、もうひとつ。
ソブリンリスク、もしくはソブリン債(さい)は、世界各国の政府や政府機関が発行する債券(国債など)に対するリスクのことをいいます。
ソブリン(sovereign)とは「王」「主催者」という意味があり、要は国(政府)が信用できるかということ(リスク)ですね。
国債に投資する人は多く、特に信用の高い国・地域のものは利率(利益)が低くても安定している(信用がある)ため、投資先として利用されることが多いのが特徴です(・ω・)ノ
しかし、国内情勢が悪化してしまったり、なんらかのトラブルやスキャンダルがあったときにはどうなるでしょうか…?
国の事情によって、突然約束していたはずの金融商品の売買ができなくなってしまったり、価格は下がる一方でバランスをとるために金利が上がるため、投資家の人たちはリスクオフのモードに入ります(´・ω・`)
つまり、買わない人・ちょこちょこ買う人が増えるということですね。
国や政府機関に向けた信用リスク、それがソブリンリスクです(・Д・)ノ
仮想通貨とソブリンリスクの関係
仮想通貨関係ないやんけ(゜Д゜)と思うなかれ。
そもそも、どうしてビットコインなどの仮想通貨が誕生したのかをよーく思い出してみてください…。
私たちが普段使っているお金は、銀行や政府によって管理されています。
そのため、普段の取引(送金)では銀行に対する手数料がかかったり、無駄が増えてしまいます(´;ω;`)
じゃあ、ビットコイン(仮想通貨)は?
銀行のような仲介役がいないという、大きな特徴があります。
この仲介役のなかには国・政府も含まれていて、誰もが自分の資産を自分で管理し、守ることができる…というのが仮想通貨です。
新しいトークン(仮想通貨)の発行も銀行は関係ありませんし、銀行破たんや政府への信用低下が起こっても、国を超えて使うことができますよね。
そんなリスクを回避する「非中央集権型」の仮想通貨が注目されています。
スイスでは、2018年に通貨の発行権に関する「ソブリンマネー構想」について、国民投票が行われました。
引用:SankeiBiz様
銀行一か所に、その国の通貨発行権を与える…ビットコインとは真逆の中央集権です。
(否決されましたが)
ビットコインを推す人々をはじめ非中央集権を!という意見もあれば、スイスの件のように中央集権を推す意見が同時にあるというのも、興味深いものですね…。
フィンテック(FinTech)
よ~~~く耳にする言葉だと思いますが、どんな意味が説明できますか!?(・∀・)
フィンテックは英語にするとFinTech。
つまり、造語です。
金融関連のサービスと、スマホやパソコンをはじめとした情報に関連する技術(IT)を結び付けたもの全般を指します。
スマホアプリを使った送金サービスもフィンテックですし、ブロックチェーンもフィンテックです。
かなり広い意味を指すので、ざっくりとした意味を覚えておくと良いでしょう♪
仮想通貨においては、大手企業が次々に仮想通貨の分野に進出するというニュースがありましたが、これが「フィンテックの拡大」という見出しになったことがありました。
レグテック(RegTech)
フィンテックはなんとなくわかっても、レグテックって…!?という方が多いかとおもいます。
レグテックとは…?
こちらもフィンテック同様、造語です。
まったく聞いたことがなかったんですが、2015年ごろから使われ始めていた言葉だそうです。知らんかった。
技術を駆使してレギュレーション(規制)に対応できるようにする試みのことを指します。
フィンテックの一部…というとらえ方をされることが多いようですよん(・ω・)ノ
仮想通貨や銀行業といった金融に関するサービスでは、法規制によって大きな変化がもたらされることがあります。
仮想通貨でいえば、2017年4月に改正資金決済法がスタートしましたし、今後は仮想通貨という名前から「暗号資産」に変わるという決定もありました。
これらの規制(決まり)にすばやく対応することは、とても重要ですよね。
レグテックは、人工知能(AI)やブロックチェーンといった技術を利用して規制に早く対応することを目指しています。
日本ではまだあまり広まっていないレグテックですが、仮想通貨のほかに銀行・株式などさまざまなジャンルで細かく規制があるため、レグテックは必須となるのではないでしょうか。
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