【3分でわかる!仮想通貨用語】pump&dump(パンプアンドダンプ)・風説の流布・プラ転・マイ転・往復ビンタ・回転
こんにちは、Makiです!(*´ω`*)
さてさて、今回は仮想通貨に関する用語解説♪
トレードをするにあたって知っておきたい用語をひとつずつ解説していきます!
(テメーろくにトレードしてないだろってつっこみは勘弁してください)
………では、いってみましょう!(震えながら)
パンプ(Pump)とDump(ダンプ)、風説の流布
仮想通貨(暗号資産)に関する情報を調べていると、よ~く目にするのが「パンプ・アンド・ダンプ」という言葉。
う~ん、どういうことでしょうか?(・∀・)
パンプ・アンド・ダンプ(Pump&Dump)とは、価格を吊り上げてブチ落とすという、作戦のことをいいます。
そしてもうひとつ、金融の世界でよく耳にするのが「風説の流布(ふうせつのるふ)」です。
コレ、仮想通貨だけでなく株などの金融の世界では昔から行われてきたことなんです(・ε・)
Dump(ダンプ)…投げ売りする
という意味があります。
なんでそんなことをするのか?(´・ω・`)という理由ですが…
以前から株などの世界では、自分たちが利益を得ようエッヘッヘという目的で価格変動を起こすため、ウソの情報を流したり、集団で価格を吊り上げようとする行為がありました。
いわゆる「仕手(して)グループ」です。
↓仕手(して)について解説しています♪↓
巧みな計画でわざと価格を吊り上げれば、さらにそれを知らない他の投資家が「オッ、なんかアレ上がっとんな(゜∀゜)」と買い始めます。
さらに価格が上がったところで、仕掛けた側が一気に売って利益を得る…。
後から乗ってきた投資家は「…あれぇ!?(゜Д゜;)」となり、価格は一気に暴落。
要は「イナゴ」ですね!
↓イナゴについて詳しく解説しています♪↓
パンプを仕掛けた自分たちは利益をあげてウハウハ、それを知らず飛び乗ってきた人はガックリ…という、不公平な取引が行われてしまうのです(´・ω・`)
これが、パンプアンドダンプです。
法律と仮想通貨のパンプアンドダンプについて
金融商品取引法(金商法)によってこういった不正な取引が禁止され、もし違反すれば「不公正取引」として課徴されます。
※課徴…国が、住民税などの租税以外で税金を取り立てること。
1.風説の流布・偽計
有価証券の募集、売買等のため、もしくは相場の変動を図る目的をもって、風説(うわさ、合理的な根拠のない風評等)を流布(不特定又は多数の者に伝達)することは、「風説の流布」として、金融商品取引法第158条で禁止されている行為です。”
ということで、もちろん禁止です、金商法が適用される株や債券といった有価証券はね。(・∀・)
じゃあ、仮想通貨は…?
コレといった法整備、まだされていません…(´・ω・`)
もともとボラティリティ(値幅)が大きく、ハイリスク・ハイリターンであることがトレーダーにとって人気の理由だった仮想通貨。
それに加えてパンプアンドダンプが起こりやすく、これでは投資先となる金融商品としては扱えない…と、機関投資家たちは言います。
クソ巨大ファンダと呼ばれる「ビットコインETF」がなかなか承認されないのも、こういった不正な取引・価格操作が行われることが大きな理由になっています(´・ω・`)
↓ビットコインETFがファンダになる理由まとめ↓
仮想通貨の場合、いわゆる「草コイン」が狙われやすくなります。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった主要な仮想通貨の場合、取引を行っているユーザーが多く、ちょっと買ったくらいじゃうんともすんともありません。
しかし、市場の規模が小さい草コインだと…?(・ε・)
たくさん買えば、それだけ一気に値段を吊り上げることができますね。
また、実際に集団でパンプアンドダンプを行う場合、吊り上げから売り叩きまでをものの数分で終えることもしばしば。
こういった集団は「パンプグループ」と呼ばれ、国内外に多くのグループがあるといいます(゜Д゜;)
そしてこのたび、仮想通貨における風説の流布も禁止するという流れになっています…!
単純に仮想通貨の呼び方が変わるだけでなく、具体的な規制についても新しいルールが加わるとのこと。
↓仮想通貨→暗号資産へ呼称変更へ!↓
風説の流布の禁止・投機を促すような広告や勧誘の禁止・価格操作の禁止…これらが改正案として、閣議決定されています。
真面目~~にトレードしている方にとっては、良いニュースですね♪(*´ω`*)b
プラ転・マイ転
トレーダーさんがTwitterなどでよく「おっしゃ~プラ転したぁ~!」「ウッワ、マイ転した」なんてつぶやいているのを見かけたことがありませんか?(・∀・)
マイ転→マイナス転換
つまり、利益(資産)がプラスに転じたか、マイナスになってしまったか…という意味です♪
プラ転になったということは、もともとマイナスだったってこと。
たとえば仮想通貨では、利確(利益確定)させなければ含み損・含み益といって、確実な利益・損失にはなりません。
↓利確・含み損・含み益について解説♪↓
含み損を抱えていたのに、相場が持ち直してプラ転になったー!という使い方をします(‘ω’)ノ
逆に、マイ転はマイナスになってしまったことを指します…。
ドカーンと価格が上がったのでまだまだ利確せず、含み益をガンガン増やしていったとしても、仮想通貨恒例の「ライトセーバー」が起こってしまい、一気に含み益が消える…なんてことも。
チャートを見るとわかりやすい。
昨日のライトセーバー…
ひどい相場だなぁ…という感じで…シンプソンズよりたち悪いw
まだ、触らなくていいかな… pic.twitter.com/ieJ6lnwkqh
— Heart-less [黒] (@heartless7363) 2019年3月15日
(ツイートお借りしました…!)
トレーダー泣かせということですね(´;ω;`)w
ほかにも、そのとき抱えているポジションだけでなく、日次(月次・年次)損益でもプラ転になった・マイ転になったという使い方ができます。
というワケで、プラ転・マイ転でした♪
往復ビンタ
「おっ、ビットコイン上がってる!ここから落ちるな…よしショート!(ポチー)」
「あれっ、また上がってる!?もう1段階くるかな…よしロング!(ポチー)」
「アアアアすごいガラきてるじゃんかああああ!」
…これが、往復ビンタですw
おわかりでしょうか、ことわざで言うなら泣きっ面に蜂といった感じで、ロング・ショート両方で損切りをしたり、やられてしまうことをいいます(・∀・)
特に先ほど少しお話ししました「ライトセーバー」が起きる場面では、往復ビンタと同じ意味で「両面焼き」という言葉も使われます…
少ない値幅ならダメージも少ないのですが、これがガツーンと大きな値幅だったら…
二度の大きな損失を被ることになってしまいます(´;ω;`)
一度目の損失でヤケクソになってしまい判断力が鈍り、次のポジションも意図せず損失を出してしまうという場合も。
大きな値動きがあるときには、大きな利益を出しやすい一方、損失も大きくなる可能性があるので落ちついてトレードをしましょう…(´;ω;`)
回転
回転とは、安く買って高く売るを繰り返すことをいいます♪(∩´∀`)∩
よく「●●(銘柄)を回転させて稼ぐ」という使われ方をしますね。
短期売買を繰り返して、コツコツと(ときにはドカーンと)利益を増やす方法のことをいいます。
たとえば(・∀・)
- ①1万円を握りしめ、取引所で現在1枚100円の銘柄を100枚買います。
- ②その銘柄が、1枚1000円になりました!
- ③売ります。ポチー
- ④10万円になったので、軍資金1万円を差し引くと利益は9万円!ヒャッホウ!
- ⑤これを繰り返す
…とまぁコレは極端な例です。
一般的には、価格が上がったときに保有している一部を売って、一部は値上がりするときまでそのまま持っておく…というやり方が多いです♪
ぐるぐるぐるぐると買って・売って・買って・売って…を繰り返すため「回転」と呼ばれるんですね!(‘ω’)ノ
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