【3分でわかる!仮想通貨用語】オンチェーン・オフチェーン・ライトニングネットワーク・サイドチェーン
こんにちは、Makiです!(∩´∀`)∩
今回は仮想通貨の用語解説♪
ホワイトペーパーでよく登場する「チェーンの種類」について見てみましょう!
↓ホワイトペーパーってなに?解説しています!↓
(カタカナ語多いんだよね~という愚痴w)
オンチェーン
仮想通貨は、ブロックチェーンを利用して取引のようすを記録していきます。
この内容が改ざんされることなく、どんどん記録が積み重なっていく=信頼性が高いとして、画期的だと言われていますよね♪
世界中で行われた取引の内容をリアルタイムでブロックチェーンに記録されていくのですが、これを「オンチェーン取引」といいます。
たとえば…
そのようすがブロックチェーンにそのまま記録されます。
このようにブロックチェーン上で行われる取引のことをオンチェーン取引といいます。
オンチェーン取引では、どのアドレスからどのくらいのBTCが、どのアドレスに送られた~…という内容を逐一すべて記録します。
つまり、記録するものが多いので処理も大変(´・ω・`)ということになります。
そうなれば当然取引にかかる時間も多くなり、いわゆる「スケーラビリティ問題」にぶち当たってしまいます。
↓スケーラビリティ問題について、解説しています!↓
ただし。
ビットコインとほかのコインを取引するときには、そうはいきません(´・ω・`)
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のブロックチェーンは別モノなので、直接取引をすることはできないからです。
なので必要になるのがオンチェーン取引ではなく、次でお話しします「オフチェーン取引」になります。
オフチェーン
先ほどのオンチェーン取引に対して「オフチェーン取引」があります。
ブロックチェーンにすべての取引記録をしながら取引を行うのがオンチェーンでしたが、オフチェーンはその過程をすっ飛ばして大まかな部分を記録するというもの。
詳細を省いて、取引の大事な部分だけをブロックチェーンに記録する…というのが、オフチェーンです☆
いちいちアレもコレも…と記録をしていたら処理が間に合わねぇ!(゜Д゜;)というスケーラビリティ問題の解決に役立つ取引方法になっています。
送金を行うときにBTCをどのアドレスにナンボ送った、という大事な取引(情報)はブロックチェーンに記録されるものの、そこに至るまでの経緯は記録されないというもの。
メインとなるブロックチェーンとは別のところで取引をし、最終的にメインのチェーンに記録する…う~~~ん、たとえるなら工場で処理作業をするレーンが違うという感じでしょうか。
- スケーラビリティ問題(送金詰まり)の解決
- 取引を速くできる
- 手数料を安くできる
こういったメリットがあります♪(∩´∀`)∩
オフチェーンの具体例
オフチェーン取引…実は、私たちの身近なところで利用されています♪
それは、仮想通貨取引所です(・∀・)
普段いろんなコインを売買していると思いますが、どうしてすぐ売買が成立しているかわかるでしょうか。
ビットコインの場合、取引が承認されるのはブロックチェーンに記録するためのブロックができるとき。
ブロックの中にトランザクション(取引のデータ)を詰め込んで、チェーンに記録していきますよね。
↓マイニングについて解説しています♪↓
(↑ブログ始めた当初の記事なので若干キャピってて笑える)
…つまり、ブロック生成にかかる約10分間隔で承認ということになります。
しかし、取引所で売買をするときにはそんなに時間はかかりません(・ω・)
ここでオフチェーン取引が行われているのです!
本来、取引が承認されるまで待っていたら相場の急変が起こったときに、アーーー(´;ω;`)となってしまいますよね。
それを防ぐためにも、取引所の中で行われる売買ではオフチェーン取引を行い、実際のコインの移動に関してはメインとなるブロックチェーンにその後改めて記録が行われているんです。
ちょっと難しいけど、オフチェーン取引があるおかげで取引が速くできているってことです♪
ライトニングネットワーク
さてさて。
オフチェーンのひとつに含まれるのが、このライトニングネットワークです♪(∩´∀`)∩
ライトニングネットワーク、最近よく聞きますよね!
気になるのが、なにがすげーのかということですが…
- メインとなるブロックチェーンにかかる負担を減らす
- 取引のスピードアップ
- 手数料ガッツリ下げ
- 少額の送金でも安く取引可能
- スケーラビリティ問題の解決
と、メリットたっぷり(゜Д゜)
ライトニングネットワークは、オフチェーンとなる「ペイメントチャネル」っちゅー取引の場をつくります。
ここでは、これまでのビットコインのように「少額の送金をしたいのに、手数料がクソ高いやんけ現象」をなくし、手数料激安・速く取引ができるよう「マイクロペイメント(少額送金)」が可能になっています。
ペイメントチャネル(オフチェーン)において取引が行われると、最終的な結果がメインのブロックチェーン(オンチェーン)に記録されるという仕組みです。
ライトニング(雷)という名前のとおり、とっても速い取引が可能に♪
また、これまでの一般的な取引といえばAさんがCさんにビットコインを送金したいときには、アドレスを聞いて、直接送らなければなりませんでしたよね(´・ω・`)
しかしライトニングネットワークの場合、AさんとCさんとともに取引をしているBさんがいれば、Bさんを中継として送金ができるようになっています。
つまり、AさんがCさんのアドレスを知らなくても、OKということ♪
この場合…
- AさんがBTCを送金する
- BさんがBTCを受け取って、Cさんに送金する
- CさんがBさんからBTCを受け取る
という過程になりますよね。
この過程をすっ飛ばし、AさんがCさんにBTCを送ったよ~~~という記録だけが、メインのブロックチェーンに残ります。
だからマイニングが行われる取引データが減るため、手数料も安くなるんですね♪(∩´∀`)∩
現在、このライトニングネットワーク(LN)の開発が進められています。
↓ライトコイン、LNの利用開始へ↓
CoinGateという決済サービス会社による、ライトニングネットワークのサービスについて。
ビットコインに続き、ライトコイン(LTC)のLNが4500もの加盟店に対して利用できるとアナウンスがありました♪
細かい取引も手数料を激安で、速く利用できるとあって、決済において使い勝手が良い&スケーラビリティ問題の解決につながると注目されています!(‘ω’)ノ
サイドチェーン
サイドチェーンとは、メインのブロックチェーンから枝分かれしたチェーンのことをいいます。
オフチェーンは枝分かれではなく、メインのチェーンとはまったく別のところで行われる取引なので、注意してください(´・ω・`)
さて、サイドチェーンについて。
サイドチェーンとは、メインチェーンにかかる負担を減らすようそちらでデータの処理を行ったり、新しい機能を実装させるためのチェーンです。
主要なアルトコインでいえば、リスク(LSK)がサイドチェーンを実装しています♪
↓リスク(LSK)の特徴について解説しています!↓
- メインチェーン→人間
- サイドチェーン→装備品
とたとえてみるとわかりやすいです♪
パワーアップをしたいときにサイドチェーンに機能をつけてメインチェーンに取り付けたり、メインチェーンにかかる負担が大きい場合にはサイドチェーンへ逃す…というイメージ。
メインとなるチェーン本体から分岐しているため、オフチェーンとは違うんですね。
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