仮想通貨「0xProject(ゼロエックス)」の特徴や将来性を解説!ZRXを購入できる取引所は?ERC20トークンの交換ができるPJ
こんにちは、Makiです!(∩´∀`)∩
今回は~…気になるアルトコインシリーズ☆
「0xProject(ゼロエックス)」についてまとめていこうと思います♪
おぅ…聞きなれない名前ですが…ICOの評価サイト・ICO DROPSが「VERY HIGH」の超高評価をつけたプロジェクト!
みなさーん!VERY HIGHってなかなかないんですよーーーッ!(゜Д゜)ww
何がそんなに注目されているのか、どんな特徴があるのかをまとめてみましたのでどーぞっ!
目次
0x(ゼロエックス)の特徴と基本スペックについて☆
では、まずはゼロエックスの基本スペックと特徴を見ていきましょう~!
0x(ゼロエックス) | |
---|---|
通貨 | ZRX |
最大供給量 | 10億枚 |
サイト | 公式サイトはこちら |
公式Twitterはこちら |
ゼロエックスというのは、プロジェクトの名前です。
その中で使われるトークンが「ZRX」です♪
ゼロエックスの公式サイトには、こんな記載があります。
ゼロエックスはオープンで、許可を得ずともERC20トークンをイーサリアムのブロックチェーンにて交換することができます。
ほう…(・∀・)
ポピュラーなアルトコインであるイーサリアム(ETH)は、トークンをつくる土台としても利用されていることはご存知だと思います。
イーサリアムをベースにして、これまでOMG(オミセゴー)やオーガー(REP)といったさまざまなトークンが生み出されてきましたね☆
これらのトークンをまとめて「ERC20」といいます。
ほかにもERC721や、ERC223という種類がよく知られていますよん。
もっともポピュラーで、つくられたトークンが多いのがERC20のトークンです♪
で(・∀・)
これらのトークンを、取引所に送ってからいちいち交換するのってクソ面倒ですよね。(言い方)
また、DApps(分散型アプリケーション)を利用するときに必要なトークンをいちいち用意するのも、クソ面倒ですよね。(………)
これらの問題を解決してくれるのが、ゼロエックスです。
ゼロエックスは、イーサリアムのブロックチェーン上で発行されたトークンをカンタンに交換でき、しかもその取引手数料もサクッと安くしてくれるというもの。
ERC20トークンの交換を行う上で手間も費用もカットしてくれる、取引所いらないんじゃね!?(゜Д゜)なプロジェクトです。
通常、イーサリアムのチェーン上で行われる取引については、その取引額の大きさにかかわらず手数料がかかってしまうため、少額の取引をする人にとっては「割に合わん…(´・ω・`)」という声も。
さらに、みんながイーサリアムのチェーンを使って取引をあっちこっちでするために、取引がたくさんあり過ぎて処理が追い付かない…いわゆる送金詰まりである「スケーラビリティ問題」についても、どうしようか…となっていました。
ゼロエックスなら、手数料を安くできる上にスケーラビリティ問題も心配なく、取引を行うことができると言うのですが…いったいどんな仕組みなのでしょうか!?
特徴その1・オフチェーンでの取引処理
まず、スケーラビリティ問題について。
取引の処理速度というのは、ブロックをつくるスピードによるものです。
イーサリアムはビットコインよりもブロック生成にかかる時間がはるかに速いものの、それでも世界中の人がイーサリアムの取引をすると、当然その処理が追い付かなくなってしまいます(´・ω・`)
そこで起きてしまうのが、処理が追い付かず取引がなかなか承認されない「送金詰まり」です。
ブロックチェーンは、その名前のとおり取引のデータを詰め込んだ「ブロック」をどんどんつなげていき、ネットワークの中に保管するというものです。
時間がかかると取引があふれてしまい、ブロックを作って保管するという作業が追い付かなくなるんですね。
しかーし!
ゼロエックスは「オフチェーン」で、取引の処理を行います。
簡単に言うとブロックチェーンを電車の本線、オフチェーンを複線と考えてみてください。
線路が一本だけだと電車は渋滞してしまいますが、いくつも線路があれば効率良く車両を動かすことができるため、乗客をスムーズに行き来させることができます。
線路はブロックチェーン、電車はブロック、乗客は取引のデータと置き換えてみるとわかりやすいと思います♪
オフチェーンとは、本線であるブロックチェーンではなくその外で取引を行います。
本線では確認作業をしないのですが、最終的にはちゃんと本線のブロックチェーンにデータが保存されていきます。
通常の取引では、まず取引の注文(オーダー)が入り、もしキャンセルが入った場合、取引の内容を修正したい場合…など、これらひとつひとつがブロックチェーンに記録されていく仕組みになっています。
なので、これをトランザクション(取引)としていちいち処理していると、本線がパンクしてしまうっちゅーことですね(´・ω・`)
本線(ブロックチェーン)の外で取引の処理をして、最終的にそのデータを本線にちゃんと記録すればオッケーじゃん♪というのが、オフチェーン取引の簡単な説明です。
スケーラビリティ問題の解決に大いに役立ってくれるということです…!(´;ω;`)
特徴その2・DEX(分散型取引所)
DEXというのは、分散型取引所のことをいいます。
分散型取引所???(・∀・)
私たちがいつも利用しているビットフライヤーやコインチェック、バイナンスといった取引所とは違って、DEXというのは特定の管理者がいない取引所のことを指します。
コインチェックもバイナンスも運営会社がいますが、DEXにはそれがないため、会社側の都合によるトラブルなどの心配がない・GOXの心配がないというメリットがあります♪
↓GOX(ゴックス)っていったい何?解説しています♪↓
DEXならユーザーが取引所を介さず、自分たちで取引を行うことができるっちゅーことです(*’▽’)ノ
通常、取引所を介した取引を行う場合、取引の媒介を行う業者側に手数料を支払う必要がありました。
銀行振り込みを行うときも、銀行側の利益となる振込手数料がかかりますよね?あれと一緒です。
でも、DEXはその中間業者がいない。
つまり…手数料を払う必要がないっちゅーことです!
取引にかかる手数料を安くできるのはもちろん、取引所が破たんして預けていた資金が戻ってこないGOXなどのリスクをなくすことができます♪
また、政府規制の対象になる運営会社もないため、世界中で制限なく取引ができるというのも大きなメリットです。
特徴その3・プラットフォームとしての0x
DEXと少しかぶりますが、開発者の方はゼロエックスを土台として交換(取引)アプリケーションを構築することができます。
すでにゼロエックスを使ったプロダクト(商品やサービス)もありますよっ♪
→0xポータル
こちらのページで確認することができます。
いくつものDEXがあり、ここにメタマスク(イーサリアム専用のウォレットアプリ)を接続することですべてのDEXが利用できるようになります。
DEXといえば「Changelly(チェンジリー)」や「EtherDelta(イーサデルタ)」などが知名度が高く、よく利用されています。
ですが、こちらにあるDEXは週間取引量も一目で確認することができ、どのようなにぎわいを見せているのかがわかるため、安心して利用できますよ(∩´∀`)∩
特徴その4・リレイヤーの存在
中央管理者がいないDEXとして、ERC20トークンの交換(取引)をサクサクできちゃうゼロエックス。
………んじゃあ、誰がその安全性を保障してくれんねん!?(´;ω;`)ってなりますよねw
それが、リレイヤー(Relayer)という存在です。
ゼロエックスの参加者はリレイヤーという存在を信頼し、取引を実行することになります。
リレイヤーは、ゼロエックスを利用した取引を行う上での仲介役のようなもんです。
DEX(分散型取引所)なのにリレイヤーという存在がいるのって、矛盾しているように見えますよね。
でも、複線で取引を行うオフチェーン取引&中央管理者がいないDEX=セキュリティ(安全性)ってどうなの?という課題がどうしてもつきものです。
それを払しょくしてくれるのが、このリレイヤーという存在なんですね。
んでは、リレイヤーを介したゼロエックスの取引の流れを見てみましょう♪
- ①各リレイヤーは、手数料として徴収する金額を書いて掲示します。
ウチは「●●円かかるよ!」という内容とともに、その徴収に使う集金用アドレスも一緒に貼ってお客さん(取引してくれる人、Makerのこと)を待ちます。 - ②取引をしたい人はその料金表を見てリレイヤーを選び、集金用アドレスに既定の手数料を設定します。
そして、秘密鍵で注文を作ってリレイヤーに「取引の処理お願い!」と頼みます。 - ③注文を受け取ったリレイヤーは、この注文が有効であること・お知らせしていたとおり必要な手数料を送っているかどうか確認します。
注文がもし無効だった場合や、リレイヤーが提示した条件を満たさなかった場合は注文を拒否することができます。
注文内容に不備がなかった場合は、リレイヤーがその注文を板に貼り付けます。 - ④リレイヤーが貼り付けた情報をもとに、取引をしたい人(Taker)がその情報をチェックします。
- ⑤Takerが交換の契約をイーサリアムのブロックチェーンに提出することでMakerの注文を受けることができ、実際に取引が行われます。
…イーサリアムのブロックチェーンを使った取引を行う場合に比べて手数料が安いと言いましたが、実はリレイヤーという取引の仲介役が自分で手数料を決めていたっちゅーワケです。
もちろん、リレイヤーがいったん注文を受け付けたあとはその料金を変える…なんてことはできないので、安心してくださいね(・∀・)
また、上記で出てきました手数料受信アドレスについて。
これはスマートコントラクト(契約機能)を利用しているのですが、単純にリレイヤーが手数料を徴収するだけ…以外にも使い方があります。
たとえば、複数のリレイヤー間で取引手数料を分け合う…なーんて設計もでき、複雑なリレイヤーの報酬構造をゼロエックスに追加することもできますよん♪(∩´∀`)∩
特徴その5・ERC20を交換できるメリット
取引所を介さなくてもERC20トークンを交換できるのがゼロエックス…ということがわかったと思います。
んで。
それが実際にどんなメリットがあんの?(・_・`)って思いますよね。
たとえば、イーサリアムをベースとして作られているDApps(分散型アプリケーション)ってめっちゃくちゃ増えていますよね。
代表的なものとしては、やっぱりゲームでしょうか。
特定の管理者がいないアプリケーションのことをまとめてDAppsといいます。
ゲームのように、ちょこちょこと頻繁に取引(通信)を行うものはイーサリアムのブロックチェーンを使っていると取引が処理しきれなくなってしまう可能性があります(´・ω・`)
さらに、ゲームの場合は少額での取引(課金)が多くなりますが、それに伴って手数料はどうなるでしょうか…?
先ほどもお話ししましたように、イーサリアムの場合は少額取引でもふつう~~に手数料がかかってしまうため、割に合わないんですよね(´;ω;`)
んじゃ、ここにゼロエックスを使ったらどうでしょう。
スケーラビリティ問題、手数料(コスト)の問題も解決できますよね!?
さらに、ここで「ERC20トークンが交換できる」という最大のメリットを発揮してくれます。
DAppsはどんどん増えていますが、ひとつひとつのアプリの中で利用できるトークンはバラバラです。
イーサ(ETH)のようにどこの取引所でも手に入るようなトークンなら良いのですが、これがすんげーマイナーなトークンだったらどうでしょうか…?
そもそもトークンをどこで手に入れたらいいねん!?
DApps使えないじゃん!?…なんてことになってしまいます。
ゼロエックスなら、イーサ(ETH)を持っていればそれらのマイナーなERC20トークンに換えることできるため、いちいち取引所を介して交換しなくてもOKっちゅーことです♪
マイナーなトークンだろうがメジャーなトークンだろうが、DApps利用のためにいちいち交換するのはクソ面倒です(言い方)
ゼロエックスはその工程をすっ飛ばしてくれるため、次々にDAppsが増えていくだろうと言われている今後、期待されているプロジェクトなんですね☆
特徴その6・ZRXトークンについて
ゼロエックスのプロジェクトの中で使われるのが、ZRXトークンです。
このトークンは手数料を支払うために利用されたり、ゼロエックスのプロジェクトが更新をしていくために使われます。
というのも、ゼロエックスの本体であるイーサリアムは日々進化を遂げています。
アップデートを繰り返し、少しずつユーザーにとって使いやすい仕組みになっていますよね(・ω・)
この進化に伴って、ゼロエックスも変化をしていきます。
本体がアップデートすれば当然ゼロエックスも更新が必要になるため、ゼロエックスのプロトコル(決まり・ルール)を更新しつつ、安全に・かつネットワークの混乱を最小限に抑えるようにZRXトークンが使われるのです。
↓知っているようでわかりづらい「プロトコル」について↓
また、取引手数料はイーサ(ETH)じゃないの?(・ε・)と思うかもしれませんが…
ゼロエックスのプロジェクトの中で実用性を作るためにも、ゼロエックスの取引手数料はイーサではなくZRXトークンを利用することとしています。
ZRXを取り扱う取引所は??
ゼロエックスは日本の取引所では取り扱いがなく、海外の取引所を利用することになります。
有名ドコロとしてはやはり「バイナンス(Binance)」がおすすめ。
↓バイナンスを使うメリットや使い方はこちら↓
また、多くの日本人が利用している「Huobi(フオビ)」もゼロエックスの取り扱いがありますよ♪(∩´∀`)∩
まとめ
今回は、ゼロエックス(0x)というプロジェクトについてまとめてみました♪(∩´∀`)∩
DAppsの種類が増える&普及に伴って、セットで利用されるプロジェクトですね~。
ERC20トークンは今後100どころか1000単位になるとも言われていますし、マイナーだけど気になる…というトークンがあってもゼロエックスで直接交換できるというのは魅力的です。
先ほどもご紹介しましたが、実際すでにゼロエックスに参加しているDEX(プロダクト)もいくつかあることから、今後も交換できるトークンは増えていくでしょう♪(^ω^)
画像参照:0xProject公式サイト様、0xProject公式ブログ様
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