仮想通貨「Skycoin(スカイコイン)」の特徴や今後の将来性を解説!SKYを購入できる取引所は?
こんにちは、Makiです!(^ω^)ノ
これまでいろんなアルトコインをご紹介してきましたが…今回も、気になっとります銘柄を詳しく解説していこーと思います!
今回はね~~~「Skycoin(スカイコイン)」です♪
ま~シンプルでかわいらしい名前です。
んでは、スカイコインがどんな特徴をもったコインなのか見てみましょう!
目次
スカイコイン(Skycoin)の基本スペックと特徴について
はい、ではまずは基本情報をば~。
Skycoin(スカイコイン) | |
---|---|
通貨 | SKY |
最大供給量 | 1億枚 |
サイト | 公式サイトはこちら |
公式Twitterはこちら |
ほう…なんか、このスカイコインちゃんは「第3の仮想通貨」なんて呼ばれとるそーです…。
これまでの仮想通貨にあった欠点を補い、広く利用されるように開発されているからです。
そのため、独自の承認アルゴリズム(方法)があり、ビットコインのようにマイニングがないのも特徴のひとつです。
スカイコインはズバリ「企業に頼ることなく安全に利用できるインターネット」を目指しているプロジェクト。
現在、インターネットを利用するためにはプロバイダーを介する必要があると思いますが、それをなくして非中央集権・安全なインターネットをつくろう!というのがスカイコインです☆
↓Skycoin紹介動画↓
「第3の仮想通貨」と呼ばれるワケ
ビットコインを仮想通貨の第1世代としたとき、ビットコインの技術を応用して機能や役割などさらに広がりを持たせたものを第2世代といいます。
ざっくりと言えば、ビットコインが第1世代として本になり、第2世代に続くのはアルトコインたちということですね。
そして、今回ご紹介しますスカイコインは「第3世代」。
ビットコイン、そして第2世代のコインの欠点を解決する新しいコインのことを指すそうです。
スカイコイン公式サイトにも、「スカイコインは、ビットコインとイーサリアム両方の欠点に対する答えとして開発されました。」と記載があります。
ビットコインをはじめとする他のコインについては、仮想通貨の本来のビジョンを達成していない!とも(´・ω・`)
集中化を防ぎ、数十万人という規模の開発者がアプリの開発・ブロックチェーンを導入しやすい環境をつくり、さらにVISAのようなスピードで支払いができる「通貨」としての機能を備えているとのこと。
PoWとPoSの欠点から生まれた「オベリスク」
ビットコインといえばProof of Work(PoW)、XPに代表されるProof of Stake(PoS)のように、それぞれの通貨では取引の承認方法(アルゴリズムといいます)があります。
それぞれのアルゴリズムについては、メリット・デメリットがあるためそれを補うかのようにいろんなアルゴリズムが登場していますね。
そして、Skycoinは第3のコイン、つまりこれらの欠点を補いデメリットを少なくしたコインということで、アルゴリズムもPoWとPoSの欠点から新たに作られたものになりました!
それが「Obelisk(オベリスク)」というアルゴリズムです☆
PoWの場合は、マイニングを行っているグループの勢力によって、不正な攻撃が行われてしまう可能性があります。
この攻撃が行われるのは限りなく低いとは言われているものの、攻撃自体は可能であることからリスクが高いといいます(´・ω・`)
PoSの場合は保有しているコインの量によって利息が増えるイメージとなっていますが、まずコインを新たに作るときに配布される割合によってかなり有利になる人(団体)がいることも確かで、不公平だと言われています(´・ω・`)
オベリスクは、こういったことをなくそう!というアルゴリズム。
取引の承認はマイナーに頼るのではなく、Skycoinに参加しているノード(ネットワークに参加している人のこと)によって構成されています。
ん~~~でも、誰か悪いことしようと思ったらできるんじゃない?(´・ω・`)と思いますよね。
まず、オベリスクではノード同士がつながっています。
各ノードが信頼できるノードのリストに加わっていき、たくさんのリストをもつノードであればあるほどネットワークに大きな影響を与えることになります。
各ノードには「パーソナルブロックチェーン」といって、個人的なやり取りやスカイコインのネットワークにおけるすべての合意を行う、ひとりひとりに割り当てられたブロックチェーンが存在しています。
もちろん、このパーソナルブロックチェーンはすべて何をやったか公開されているので、不正はできません!(`・ω・´)
パーソナルブロックチェーンの内容は公開されているものの、各ノードのやり取りはこの個人的なブロックチェーンが利用されているため、ビットコインと違ってチェーンの情報を一目見ただけで内容がバレてしまう…ということはありません。
個人的なやり取りを行いつつも不正を防ぎ、プライバシーを守る仕組みになっています☆
ネットワークの中で万が一悪意のあるユーザー(ノード)がいた場合には、そのノードとの接続をシャットアウトすることができます。
また、信頼性の低いノードがいた場合には、スカイコインのコミュニティによってそのパワーバランスを変えることもできます♪
逆に信頼性の高いノードが集中しているときにも、そのパワーバランスを変えられるということですね。
各ノードがお互いをリストに入れてお互いに取引・情報の処理を行っているため、コミュニティに貢献している信頼性の高いノード・逆に低いノードをバランス良く配置する…というイメージです。
また、スカイコインのノードにはブロックチェーンに取引の情報をつなぐ、いわゆるマイナーとしての役割を担うふたつのタイプのノードがいます。
- ブロックメイキングノード(ブロックメイクノード)
- コンセンサスノード
取引が行われると、その情報はブロックメイキングノードへ。
ブロックメイキングノードはコンセンサスノードにその情報を送り、それぞれのノードが取引を行ったノードの検証と、不正しとらんか!?と検出を行います。
そこでコレ怪しいな(゜Д゜)となれば、取引を行ったノードをネットワークから切断して公開鍵を使えなくします!
そして、気になるのがプライバシー。
パソコンやスマホひとつひとつに振り分けられているIPアドレスがありますが、スカイコインではIPアドレスを非表示にし、安全性を高めています。
IPアドレスが非表示にされるかわりに、暗号化されているアドレスを公開することでやり取りを行います。
先ほどもお話ししましたが、各ノードのバランスを調整しながら悪いヤツを排除し、スカイコインのネットワークを信頼できるものにしていきます。
これを「Web-of-Trust(ウェブ・オブ・トラスト)」といいます。
マイニングを必要としないやり方なので、もちろんマイニング報酬も不要ですし、マイニングされるのを待たないでOKなのでトランザクション(取引)の処理もスピーディになります。
…ビットコインは電力消費がとんでもねーことになっていますし、コストがかかる上にエコじゃない(´・ω・`)
そんな難点を解決してくれるアルゴリズムが、オベリスクなのです♪
Skywire(スカイワイヤー)について
Skycoinは、Skywire(スカイワイヤー)という大きな特徴があります。
スカイワイヤーはプロバイダーなしで機能するシステムのことです(^ω^)
プロバイダーというと、私たちがふだんインターネットを利用するのに管理をしている人(企業)のことをいいます。
インターネットを利用するうえで欠かせない存在で、プロバイダーがトラブルの解決も担っています。
…しかし、私たちがインターネットを利用するためにプロバイダーを介している…ということになります。
これは万が一のことがあった場合、本当に匿名性があるわけではありませんし、監視されていると言っても過言ではありません(´・ω・`)
そこで、SkycoinはSkywireというプロバイダーなしでOK!というインターネットの仕組みを開発しました。
インターネットをみんなで管理し、プライバシーを守ることもできます♪
現在は大企業(プロバイダー会社)が消費者から利益を得ていますが、つまりは企業に私たちの情報が管理されているということになります。
本当の意味で安全に利用できるインターネットを目指しているのが、スカイコインです☆
SKYトークンとCoin Hour(コインアワー)について
ななななんと、スカイコインの取引にはSKYトークンによる手数料がかからないんです…!マジか。
SKYトークンを利用する必要もありませんが、ひとつ必要になるのが「コインアワー」です。
え、手数料いるんじゃん(´・ω・`)と思わないで。
SKYトークンを保有していると、「1時間につき1SKY=1コインアワー」が発生します。勝手に。
1000SKY持っていると1時間で1000コインアワーが作られるということですね(^ω^)
取引のときには、このコインアワーを利用します。
SKYトークンを持っているだけでOKということで、とても簡単&エコな仕組みになっているんです♪
さらに、コインアワーは取引手数料として利用されるほかに、コインジョインの担保としても使うことができます。
コインジョインとは、取引を行うときに送金者のコインを集めてシャッフルし、誰が誰のコインかわからなくする機能のことをいいます。
このコインジョインを利用するとトランザクション(取引)の追跡が困難になりますが、コインアワーを担保に使うことでさらにプライバシーを高めることができます。
ほかにも、コインアワーを利用することでスカイコインのシステム内で利用できる機能の追加をすることができたり、「Popcorn Time(ポップコーンタイム)」という映画アプリにて映画ダウンロードに使えたりと、汎用性が高いのが特徴。
さらにさらにっ!
コインアワーは、スカイコインの分散型取引所(DEX)を介して売買できるため、ほかのいろいろな通貨に交換することもできますよ♪( *´艸`)
既存コインの欠点を補う特徴たち
第3の仮想通貨…と呼ばれるからには、これまでのコインたちが抱えていた欠点を解決する必要があります。
スカイコインでは、ここまでご紹介した機能はもちろん、他にもさまざまな機能が備わっています☆
- CoinJoin(コインジョイン)
。。。取引をするときに、複数の人のコインを集めてシャッフルし、誰が誰に何コイン送ったかをわからなくする機能です。
追跡不可能なトランザクション生成に利用できます。 - 掲示板
- SkyMessenger(スカイメッセンジャー)
…暗号かされたメッセンジャーサービスを利用できます。 - CXO
…先ほどご紹介しましたSkywireに対応する、クラウドストレージサービスです。
(たくさんのデータの保存を安全に行うサービス)
…などがあります♪(^ω^)ノ
SKYを取り扱う取引所って??
スカイコインのトークン、SKYは香港の取引所「バイナンス(Binance)」にて取り扱われています。
↓バイナンスを使うメリットや使い方はこちら↓
SKYは日本の取引所にはないため、そのほとんどがバイナンスで取引されていますよ!
まとめ
今回はSkycoin(スカイコイン)についてご紹介しました♪
普段何気なくポチポチ利用しているインターネットですが、よくよく考えてみたらプロバイダーという業者がいて、私たちはあっちこっちから監視されていたんですよね。
悪いことしてもプロバイダーへの情報開示ですぐ捕まっちゃいますし、そこでビットコインなどの送金もしているわけじゃないですか。
…そう考えると、送金などのやり取りを行うインターネットというフィールドも、管理者がいないピアツーピアのスタイルでいっていいんじゃねーかと思いました。
それを実現してくれるのが、スカイコインです!(´;ω;`)
これまでのアルゴリズムの欠点を考えて生まれた、オベリスクというまったく新しいアルゴリズム。
(オベリスクと聞いて遊戯王が頭に浮かんだ人は仲間です)
取引手数料はトークンを持っていれば勝手に発行される、とってもエコなシステム。
ネットワークに参加する人が増えれば増えるほど、トランザクション(取引)の処理をしてくれる人が増えるためスピーディに処理をし、送金詰まりが起こる心配もない。
コインジョインというミキシング機能や、個人に割り振られたパーソナルブロックチェーンを利用して取引をするため、秘匿性を高めた取引ができる。
あれもこれも実現するで!(・∀・)というプロジェクトになっているのが、スカイコインです☆( *´艸`)
画像参照:Skycoin公式サイト様、Syycoin公式Twitter様、Skycoin公式Youtube様
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