仮想通貨「NEO(ネオ)」の特徴や今後の将来性を解説!Gasの役割は?アリババ・マイクロソフトなど大手企業と提携も!
2018/02/07
こんにちは、Makiです!(`・ω・´)
今回は、アルトコイン解説ッ!
今までいろんなコインを見てきましたが、今回はちょっとかわいいアリさんマークのコインです♪
中国生まれの「NEO(ネオ)」について、詳しく見ていこうと思います☆
目次
NEO(ネオ)の基本スペックと情報について☆
ハイ、基本情報です。
NEO(ネオ) | |
---|---|
通貨 | NEO |
ローンチ | 2016年8月1日 |
最大供給量 | 100,000,000枚(1億枚) |
サイト | 公式サイトはこちら |
公式Twitterはこちら |
以前は「アントシェアーズ(ANS)」という、その名前のとおりアリさんマークのかわいいコインでした。
名前もNEO、通貨単位もNEOとなんとまぁー初心者に優しい通貨となっております。ハイ。
開発自体は2014年にスタートし、2016年にローンチ(リリース)。
その後、1年経った2017年7月にリブランドされて「NEO(ネオ)」っちゅー名前に変わりました☆
このコインが注目されるのはズバリ、「スマートコントラクト」!
イーサリアムでおなじみの契約機能ですね♪(/・ω・)/
中国・上海(シャンハイ)生まれのコインなのですが、中国の市場が規制される前(9月ごろ)からものっすごく注目され続けていて、今もなお時価総額が高く人気のコインです。
なので「中国版イーサリアム」なんて呼ばれていますよん。
提携先も豪華!なコインとなっているので、詳しく見ていきましょ~~~~。
特徴その1・スマート資産のためのプラットフォーム
大きな特徴としてはコレ。
- スマート資産のためのプラットフォーム
- 中国初の、オープンソースパブリックブロックチェーン
- スマートコントラクト
…横文字~~~~!
(IKKOさん風)
なんのこっちゃワケわからんので、解説します。
まず、「スマート資産のためのプラットフォーム」ってことについて。
スマート資産っちゅーのは、取引などのデータを記録できるブロックチェーン技術と、仮想通貨のようなデジタル通貨の組み合わせのことです☆
仮想通貨のようにネットワークの中で使われるお金を、ブロックチェーン技術で安全に管理していくってことです。
プラットフォームというのは、土台のこと。
アプリをちゃんと動かすための環境だったり、基盤のことをいいますね。
不正をしようと思っても難しく、安全性が高くて、ネットワークの中でサクサク使える土台のことを言うんですね~(/・ω・)/
特徴その2・中国初オープンソースパブリックチェーンブロックチェーン
・オープンソース=誰でも見ることができる、誰でも手を加えられる
・パブリックチェーン=ビットコイン
…などと同じように誰でも見ることができるブロックチェーン
みんなで監視してるでー(・∀・)
不正できんでー(・∀・)
という、ビットコインのようなブロックチェーン技術が使われています。
ちなみに、特定の人にしか参加できないものを「プライベートブロックチェーン」といいますよん。
デジタル証明書があるため、NEOのプラットフォームを利用して保管されている資産は安全で、法的な保護が適用されます!
特徴その3・スマートコントラクト
「スマートコントラクト=賢い契約」という意味です(・∀・)ノ
時価総額2位のイーサリアム(ETH)の代表的な機能ですが、このスマートコントラクトがNEOに備わっていることが「中国版イーサリアム」と呼ばれる理由ですね~。
ビットコインのように誰でも参加できるパブリックブロックチェーン技術に加えて、イーサリアムの契約機能であるスマートコントラクト。
イイとこ取りをしているっちゅーのが、このNEOなんです☆
また、NEOはJavaやC言語といったさまざまなプログラミング言語を利用することができます。
コインの中には偏ったプログラミング言語しかサポートしていないものもありますが、NEOなら多くの開発者がNEOプラットフォームを使ってアプリを開発することができます♪
NEOの2つのトークン「NEO」「NeoGas(GAS)」について
名前が一緒なんでややこしいんですがw
NEOはプラットフォームの名前、そしてその中で「NEO」という通貨が使われます。
他のアルトコインでも例えると、リップルというシステムの中で「XRP」という通貨が使われます…っちゅーことです。
↓リップル(XRP)について~↓
そして、もうひとつ!Σ(゜д゜)え?
「NeoGas(GAS)」というトークン(通貨)があるんです~。
違いとしてはコチラ。
- ネットワーク管理に使われるトークン
- 最大供給量は1億NEO
- 取引をしたりウォレットにNEOを持っておくと付与されるボーナス的トークン
- 最大供給量は1億GAS
NEOのプラットフォームを動かすための「燃料」っちゅーイメージです!(・∀・)
NEOを利用する(取引する)と、ビットコインなどと同じようにデータのかたまりである「ブロック」ができますよね。
ブロックがつくられるたびにGASが発行されます。
ビットコインの場合はブロックができるとブロックを作ってくれた人、すなわちデータ処理をしてくれた人に対して報酬ということで新たなビットコインが付与されます。
NEOの場合はブロック報酬がGASであるってことで、仕組みはビットコインと同じですね~(・∀・)ノ
NEOの取引をするとブロックがどんどん作られるから、GASもどんどん発行されていく…ってことです。
つまり、GASは増え続ける!(∩´∀`)∩
…とはいっても、GASは作られるたびにちょっとずつ生まれる数が減っていきます(´・ω・`)
1億も発行されるNEOに対してGASも1億発行されることになっていますが、じょじょにじょじょに生まれるGASの数が少なくなっていき、すべて発行されるためには20年以上もかかるといいます!(゜д゜)
また、特定のウォレットにNEOを持っておくとNeoGasが自動的に増えていくんです…利息がつく感じですね!
ちなみに…(・ω・)
「NEO:to the Moon!」っちゅーゲームがあります。
→iOS
→Android
クソがつくほど難しいと言われていますがw、ゲームをクリアするとNeoGasがもらえます…!(゜д゜)え
NEOを取り扱う取引所ってどこ??
NEOは、残念ながら日本の取引所では取り扱いがありません…(´・ω・`)
チャイナコインとなっているので、当然海外の取引所にてお買い求めください。(誰)
取り扱っているのは「バイナンス(Binance)」や「Bittrex(ビットレックス)」「Bitfinex(ビットフィネックス)」です♪
特にバイナンスは海外の取引所ながらも、日本語に対応している(現在はGoogle翻訳による仕様に変わっている)という私のような人にも優しい取引所です…ありがたや日本語対応。(∩´∀`)∩ホワァ
超人気の取引所ですし、登録しておいて損はないと思いますよ♪
NEOの今後について
NEOの「DevCon(開発者向けのでっかい会議)」が2018年1月、シリコンバレーにて行われました。
→DevCon
イーサリアムも2017年11月に最大のカンファレンス(会議)である「devcon3」が行われましたね~。
↓イーサリアム「devcon3」について↓
また、2017年12月11日にはなんと日本・東京で公式のミートアップが行われましたよん☆
アリババ、マイクロソフト…でっけー会社と次々に提携!
11月22日、Microsoft(マイクロソフト)社との提携が発表されたNEO。
このニュースは発表の前に情報が洩れてしまったため、思うような反応がなかったそうなんですが…(;´・ω・`)
それでも、大きな発表ですよね!!
しかも、それ以前に大きな企業とのタッグ…ということで注目されたのが「アリババ」です。
中国版Amazonというイメージのアリババは、そのイメージ通りのとんでもねー大手企業です。(表現w)
アリババでは、法人向けのメール関連の技術をNEOが提供していくほか、今後もNEOのプラットフォームを利用した開発が進められていくそうですよ!
NEOベースの「THE KEY」プロジェクトが始動
そしてもーいっこ。
日本でも注目されている「THE KEY」というプロジェクトです。
→THE KEY
イーサリアム(ETH)ベースでICOが行われるものが多いんですが…今回はなんとNEOベースです!!!(゜д゜)
というワケで、大注目されたTHE KEYのICO、1月15日に始まって人気すぎで即終了らしいww
↓「ICO」ってなんぞや?という方はコチラ。↓
そんなTHE KEYですが…公式サイトには、
・「アイデンティティ検証ツールの分散型エコシステム」
・「ナショナルビッグデータとブロックチェーンの使用」
…とあります。
なんのこっちゃ?(・∀・)w
THE KEYというプロジェクトは、ざっくり言うと「PII×BDMI=ID検証ツール(IDV技術)」に役立つものです。
さらになんのこっちゃ?(・∀・)ワケワカランw
「PII」とは、中国の政府当局が認める個人識別情報のことをいいます。
「BDMI(Dynamic Multi-Dimension Identification)」とは、インターネットの力を使い、低いコストでサクサクとIDの照合ができるブロックチェーンベースの技術のことをいいます。
この目的はIDV技術(アイデンティティ検証)といって、すんげーざっくり言えば「身分証明」や「個人の特定」です。
日本でICチップの埋め込まれたマイナンバーカードが普及し始めているように、身分証明もどんどんデジタル化していっていますよね。
これにブロックチェーン技術を掛け合わせたものが、中国政府お墨付きの「THE KEY」のプロジェクトです!
ブロックチェーン技術は改ざんされないという特徴がありますよね、より信頼性の高いデータを、ブロックチェーンの中に安全に保管することができます♪
もちろん、ブロックチェーン技術を使うことでこれまでのデータ収集や管理といったコストも削減することができますし、そりゃもう政府は万々歳ですよね(・∀・)w
THE KEYは、たとえば個人の認証(身分証明)だけでなく、たとえば病院でのカルテ管理などにも役立ったり、保険にも利用されるかもしれません。
…ちなみに、すでにTHE KEYは実験段階に入ってるようです(・∀・)速いw
THE KEYのプロジェクトチームには「中国でもっとも優秀な女性起業家」として知られるキャサリン・リーさんもいらっしゃいます。スゴ腕。
今回、THE KEYをご紹介しましたが、NEOのプラットフォームを活用したICOは今後もたくさん行われる予定です。
有望なプロジェクトがICOを行うのであれば…「NEOの需要も増える=NEOの価格が上がっていく」ことも考えられます(・∀・)
…というワケで。。。
中国では「チャイナショック」とまで呼ばれた仮想通貨の規制が今も続いているものの、NEOは時価総額も高く勢いが衰えていないことがわかります。
今後DevConが行われたり、先ほどお話ししましたように大手企業との提携も次々に発表されていることから、将来性のあるコインだと期待されていますよん☆(∩´∀`)∩
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