【3分でわかる!仮想通貨用語】プレマイン・エアードロップ・ロードマップ・FUD
2018/02/07
こんにちは、Makiです!(*”ω”*)
さ~てさて、今回も仮想通貨に関する用語をできるだーけわかりやすく解説させていただきとうございます。
仮想通貨の取引をやってる人のブログを見ても、そもそも用語がわからん!!!(´;ω;`)wという声をよくいただきます。私もです。
自分自身の確認も含めて、今回はICOやトレードの戦術に関する用語を見ていきますっ☆(/・ω・)/
プレマイン(プレマイニング)
仮想通貨は人やチームの手によって開発が進められていきます。
リップルならRipple社、ビットコインならサトシ・ナカモト氏の意思を受け継いだビットコインコア派の人たちが、開発に励んできました。
さて、開発が行われて実際にそのシステムがスタートする前に、開発者があらかじめコインを一定数持っておくことがあります。
これを「プレマイン(Premining)」といいます(/・ω・)/
システムがスタートする前にある程度発行されたコインを持っておくことで、たとえばさらなる開発や報酬に充てることができます。
これだけ聞くとふ~ん…(・∀・)という程度で終わりそうですがw
実は、プレマインはあまり良くない!という意見も多いんです。
開発したコインが取引所に上場されて売り買いができるようになったとき、上場の影響で価格がドカーーーンと上昇することがよくあります。
価格が伸びれば、開発者が持っているコインは当然ウハウハな状態ですよね。
これを開発者が一気に売ってしまったら…??
市場に出回るコインの数が一気に増えるので、相対的に価値は下がってしまうことになります(´・ω・`)
(仮想通貨はストレートに買いたい!という需要、売りたい!という供給によって成り立っているので)
これを「売り抜ける」と言いますが、たとえばリップル(XRP)をプレマインしていたRipple社は、12月にロックアップ(持っていたコインを売ったり動かせないようにすること)を行いました。
リップルは1,000億XRPというとんでもねー数のコインが発行されていますが、このうちRipple社は630億XRPを持っていました(!)
そしてロックアップされたのはそのほとんどとなる550億XRP。
これで売り抜けの心配がないな~と判断され、長く20円台だったXRPがドカーンと90円台にまで登りました。
…というワケで、プレマインは開発チーム側が利益を得ようとしているんじゃないか?(T_T)という憶測があったり、チーム側がコインを保有していることで「不公平」という声も。
そもそもビットコインから始まった仮想通貨は、銀行や企業が管理しない「非中央集権型」であることが大きな魅力でした。
だから非中央集権という形ではなく、プレマインが行われることで開発者が管理しているとブーイングが。
プレマインをしてさらなるコインの開発をするで!という目的ももちろんあります。
ただ、プレマインをするコインは非難されることも多い…というのが現実なんですね(´・ω・`)
エアドロップ(AirDrop)
そーいや、iOSにそんなのありますね?(・∀・)
(アンドロイドだから知らんのw)
仮想通貨で言う「エアドロップ(AirDrop)」というのは、ざっくりハッキリ言えば「コインが無料でもらえちゃうぜ!!!」ってことです。
要はバラマキってことですね。
…なんでそんなことすんの?って思いますよね(´・ω・`)
目的はひとつ、コインを持ってて!コインを使って!コインを知ってぇぇ!(´;ω;`)ってことです。
化粧品でもよくサンプルが配られますよね、使ってみて!って。
無料でコインを配布し、広く知ってもらいたい…ということからエアードロップが行われます。
過去には「OmiseGo(OMG)」や「byteball」といったコインでエアドロップが行われました。
エアドロップが行われると、「タダでもらえてラッキー♪上場されたらすぐ売りたいな!」という方と、そのコインの魅力に惚れこんで「上場されたらもっと買い増ししたいな!」という層に分かれます。
こうして売り買いのバランスが取れるようになると、市場で安定した需要と供給が成り立つので、エアドロップ成功って感じですね(*´ω`)ノ
エアドロップが行われるコインがけっこうありますが、もらう分にはリスクはありません。
ICO(開発者に投資をして、コインをもらうこと)の場合だとこちらが支払いをしますし、もらったコインが果たしてどれくらいの値段になるかどうかはわかりません。
エアドロップはICOに比べてコインをタダでもらうことができ、ノーリスク♪というわけなんです!(*´ω`)
ただ、物によってはほんのわずかな数のコインしかもらえない…というものもありますし、コインをもらうためにウォレットを作ってないとダメだったりと、手間がかかることもありますよん(´・ω・`)
ロードマップ
仮想通貨の各公式サイトを見ていると、よく「ロードマップ(roadmap)」という言葉を見かけます。
これって何?(・ε・)
ロードマップとは!
工程表(予定表)のことである!
(雑w)
今後やっていく予定の内容を知ってもらうためであったり、今までこんなことをやってきましたよーと、やってきた過去のことを記してあることもあります。
たとえば、こんな感じです。
こちらは「Waves(ウェーブス)」というアルトコインのロードマップ。
英語ではありますが、なんとなーく書いてあることがわかりますよね(・∀・)
2016年はウォレットのベータ版がリリースされたり、2017年はMicrosoft Azureとのパートナーシップなどがありますね。
そして、2018年にはスマートコントラクトの実装、アトミックスワップを盛り込んでいく…といった内容が見てとれます。
取引所を介さずに取引をすることができます。
このコインは今までどんなことをやってきたのかな?ということや、今後このコインはどうなっていくんだろう?ということを知るために欠かせません♪(∩´∀`)∩
FUD(Fear Uncertainty and Doubt)
パッと見るとなんかの仕組みと思うかもしれませんが、これはマーケティングや政治の戦術のひとつ。
Fear | 恐怖 |
---|---|
Uncertainty | 不安 |
Doubt | 疑念 |
…という意味なのですが、要は「不安をあおって自分たちに有利な状況を作ろうとすること」をいいます。
足を引っ張ろうとする目的、自分の推しコインを有利に仕立てたいという目的などがあります。
こわっ!(´;ω;`)
情報が一気に広まりやすいTwitterやインターネット掲示板などで、よく「●●は価値を持たなくなってしまう」「欠陥がある」という内容を見かけますよね。
あまりそのコインを知らない人だったり、コインを買ったばかりの人などは不安から一気に売ってしまうかもしれません。
仮想通貨で「予言」をしている人たちも、この方法が多かったりします。
2017年10月、アメリカのJPモルガンCEOが、
「ビットコインを使っている社員はクビだ」
「ビットコインは詐欺だ」
…なんて言ったもんですから、まぁ大変。
1BTC=45万円ほどだったビットコインが、30万円を切る暴落を見せました(´;ω;`)
以前用語解説でご紹介しました「ポジトーク」っちゅーのもありますが、FUDはもっと戦略的で、政治やプロパガンダにも使われるためコワイです。
ネットでイスラム国について学び、影響されて行動を起こした…というのもプロパガンダのひとつです。
↓ポジトークについてっ↓
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